第757話「私が貴方を救うまで(04)」
午前五時の城下町。
散歩をする女が現れた。
城壁は高層マンション(一般人が想定するお高そうな建物を指す言葉。値段的にも字面的にも)よりもずっと堅牢ではあったが、写真で見る限りでは高等学校および女子高生が住まう女子寮の方がずっと強固に感じられた。城が敵から内を守るために守りを固めているとすれば、はたして高等学校はどういった意図を伴って建造されているのだろうかとの思いを抱きつつ、観光客用に再構築された道を歩く。並ぶ店はこの時間だとまだ閉まっているが、あと数時間すれば賑わい出すことだろう。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で店を開けた。
買い食いの開始時間が早まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます