第719話「夢の国と女子高生_11th」

午前零時のベッド。

眠りについたレールガン女子高生が現れた。

レールガン女子高生は思い出(一般人が想定する記憶を指す言葉。つらいものもあれば楽しいものもある)よりもずっと大切な目的があったものの、それは思い出を大切にしない理由にはならなかった。彼女はみんなで出かけたシーで撮った写真を部屋に飾っている。そして隣には同じような構図の、しかしランドで撮った写真が飾られていた。どちらの写真でも無理やり中央に立たされているレールガン女子高生、けれど彼女の表情はマフラーで隠していても分かるくらいに楽しげだった。

だがいきなりショットガンを持った女子高生がやってきて、そこそこすごい攻撃で写真をボロボロにした。

お仕置きのち失禁した。

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