続・第717話「現実の国と女子高生_9th_extra」

時間が失われる寸前の夢の国。

長いレールガンを持った女子高生が現れた。

制御できない砲撃はとにかくすごい攻撃(一般人が想定する万能の力を指す言葉。だいたい何でもできる)よりもずっと勢いがあったので、このままいけば時空の壁を貫通し、ここではない別の世界、たとえば兵器女子高生たちがネズミの海に出かける世界の時間を破壊してしまうだろう。結局はブランダーバス女子高生とレールガン女子高生が犯人だった。自分の指摘が半分は当たっていたことを思い返し、名探偵とはいかないまでも探偵ごっこくらいはできるのではないかと笑う。

そして手に持った長いレールガンからとにかくすごい攻撃を撃ち出して、制御できない砲撃を相殺した。

時空の穴が閉ざされ、レールガン女子高生は元通りの世界に戻っていった。

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