第675話「はかせと教授」

午後四時の大学。

煙草を吸って歩くパンジャンドラム女子大生が現れた。

パンジャンドラム女子大生は教授(一般人が想定する大学で教鞭をとるはかせを指す言葉。おっぱいがでかいはかせではない)よりもずっと女子大生について多くのことを知っていたが、代わりに教授はパンジャンドラム女子大生が講義をサボりがちである状況、このままだと留年してしまう現状を把握していた。正直なところ教授は自分の研究に没頭できれば学生のことなどどうでもいいのだが、大学に勤める職員として自身の研究室に所属する不良生徒を放置するのは対外的によろしくないので仕方なくパンジャンドラム女子大生に声をかけた。

だがいきなり異空間からパンジャンドラムが射出されて、とにかくすごい暴流となって教授を大学の外へ押し流した。

パンジャンドラム女子大生にとって研究などどうでも良いことだった。

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