第676話「家出少女とブランダーバス女子高生」

午後十時の廃駅舎。

家出をした少女が現れた。

少女は両親(一般人が想定する父親と母親を指す言葉。なおレールガン女子高生には両親に相当する生命体が存在しない)よりもずっと自分のことが大切で、両親は少女を大切にしてはいなかった。少女は深夜に家を出て、町を歩いて回り、人に見つからない場所を求めて廃棄された駅にたどり着いた。何故か布団が敷いてあったのでそのままお休みした。廃駅舎は本来鍵が掛かっていたが、ヤンキー共が鍵を破り布団を持ち込みラブホ代わりに使っていたのである。そこに忍び寄るヤンキーの影。家出少女に伸びる悪魔の手。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で家出少女をどこかに転送した。

ランダム転送された先はブランダーバス女子高生の武器庫だった。

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