第507話「いきなりバーベキュー女子高生_絶望の仕込み編」

午前三時の公園。

以前の敗北が心に焼きついたままの神火飛鴉女子大生が現れた。

彼女を唆した者は強い者(一般人が想定する兵器女子高生を指す言葉。兵器女子高生を上回る者はほとんど存在しない)を叩くよりもずっと弱い者を狙うべきだと言い、連中をまとめて葬り去るために目標とすべきはなりきり女子高生だと助言していた。バーベキュー会場に先んじて火薬と毒物、炎を持続させるための仕込みを行い、神火飛鴉を大量に投下することで一斉に丸焼きとする。まさに女子高生のバーベキュー。

そこにいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で神火飛鴉の火力を向上させた。

レールガン女子高生は別人のような仄暗い笑みを浮かべていた。

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