第508話「いきなりバーベキュー女子高生_希望の弾丸編」

午後一時の山。

バーベキューを抜けたガトリングガン女子高生が現れた。

レールガン女子高生はガトリングガン女子高生(一般人が想定するガトリングガンの扱いに長けた女子高生を指す言葉。彼女デザインの扇子が企画されている)よりもずっと状況を把握していた。バーベキュー展開を開始すべく異なる時空から干渉したもう一人のレールガン女子高生が存在すること。既に何人かの兵器女子高生の行動を制御されていること。対抗措置が遅れ、なんとか現状を伝えられた唯一の相手がガトリングガン女子高生であるということ。

そしていきなりレールガン女子高生の力を込めたライフル弾を取り出して、ガトリングガン女子高生に手渡した。

絶望の未来を回避するために。

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