第299話「そのお年玉、いただいていくぜ」
午前十一時の正月。
実家に里帰りした男子高校生が現れた。
祖父母は両親(一般人が想定する子供の親を指す言葉。もれなくセックスをしている)よりもずっと孫を甘やかしていたため、高額のお年玉を渡して孫を喜ばせていたが、あまりに大きなお金を若いときから手に入れてしまうのは教育に悪いと両親は考えていた。とはいえ貯金しておくからと奪おうとしてもインターネッツの情報に躍らされた高校生は決してお年玉を渡そうとはしなかった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で認識を書き替えた。
レールガン女子高生は同様の手口で多額のお年玉を確保した。
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