第146話「謎の片栗粉X」

午後十一時の自室。

片栗粉を用いたオナホの製作に励む男子高校生が現れた。

男子高校生は片栗粉(デンプンの粉を指す言葉。小麦粉と同様、袋詰して夜中に持ち歩くと警察に補導される)よりも本物が良かったが、なにせ好意を寄せる相手とは動画サイトにてコスプレ生放送をしている最中コメントを投げる、コメントに反応するくらいの関係でしかなく、面と向かって会話したことは一切なかった。だから衝動のままに彼女を思いながら穴に腰を振るしかなかった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で水溶き片栗粉を加熱した。

男子高校生は酷いトラウマを負った。

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