第144話「未来」

午後十時の世界。

帯刀女子高生を出演させようとする筆者が現れた。

筆者はレールガン(物体を電磁誘導により加速して撃ち出す装置を指す言葉。レールという言葉が含まれていても鉄道や列車砲とは無関係である)よりもずっと刀の方が好きだったが、レールガン女子高生に脅しをかけられていたためレールガンを主題とした物語を書いていた。しかし帯刀女子高生のイラストが投下され、ここしかないと帯刀女子高生の登場回を書き、徐々に主人公をレールガン女子高生から帯刀女子高生にシフトさせようと画策していた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で筆者を撲殺した。

人工知能の文体模倣による自動筆記でいレ生の続きが書かれることとなった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る