第68話「アンタの奥さん、いい人じゃん」

午前零時の公園。

徘徊する警察の目を逃れ、会合を繰り返す男女が現れた。

男は女(男の不倫相手を指す言葉。妻との性交渉は基本的に反応が悪かったため女性は皆そういうものだと認識していたが、ふと夜を共にしてしまった彼女の反応が明らかに良かったため単に相性や演技力の問題だと男が気付く原因となった存在)よりもずっと妻と幸せな生活を送りたいと考えていたが、幸せな生活のために必要なものがかなりの量で欠如していたため、別の女性に欲求をぶつけるようになってしまっていた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で不倫相手の女に男の妻の努力を認めさせた。

煙草の臭いを残して、女は男の元を去っていった。

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