第6話「俺はスク水が好きなのではなくスク水という至高の水着に対して自然な感情を抱いているだけで異常性癖とかそういうのではないと何度言えば分かるんだお前らは」

時間観測がなされない荒れ果てた大地。

人類の滅亡した荒野に、衣服が破れ内に着込んだスクール水着が露出した女子高生が現れた。

女子高生はスクール水着(既に滅びた一般人が想定する学生用水着を指す言葉。世代によって様々なタイプがあり、旧スク、新スクの区切りの他、スパッツ型やセパレート型、ひらひらスカートを模した形など様々な形状が開発・販売されていた。広く人気があったのは旧スクと呼ばれる型で、女子高生が身につけているのもそれである)よりもずっと高校指定制服の方が好きだったが、なんやかんやあって破れてしまったのでとても残念に思っていた。スクール水着自体を嫌ってはいない。制服には及ばないが、かなり好きだ。

だが女子高生はいきなり長いレールガンを取り出して、とにかくすごい攻撃で制服がぼろぼろになるまでの経過時間を破壊した。

宗教が生まれた。

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