第3話「クソジジイは草でも食ってろ」

午前一時のコンビニ。

タバコ、いつものやつをくれと喚くクソジジイが現れた。

アルバイターはクソジジイ(一般人が想定する厄介な老人を指す言葉。ここでは実年齢によらず、外見が年食って見えれば老人と呼称する)よりもずっと頭が回るが、クソジジイは頭が回らない故に自身の主張を曲げようとは決してせず、いつものやつが何を指すのかというたった数秒で済むはずの説明さえもしようとはしない。先輩アルバイターは適当な言い訳をして出かけたばかりで、店内に頼れる者は自分しかいなかった。試しにいくつか持ってきてみるが何れも違ったようで喚く声がいっそう大きくなる。アルバイターは対処に困る。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でコンビニを破壊した。

店長は首を吊った。

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