第9話古城探索
ジェイクに早馬でまたユグルドに連絡する
早馬は雪国では使えないがジェイクは韋駄天の持ち主なのでスーパースピードで伝達できる
古城を二十人近くで守るのは至難なので、助勢を呼んだ。
レオナルドは「探査は仲間が来た後だゆっくり休んでくれ」
ユグルド達が援軍を引き連れてきた
ユグルド「レオナルドでかしたぞ弱100名程連れて来た」
レオナルドは「拠点のほうは大丈夫なんですか」
ユグルド「大丈夫だ向こうには500名ほどで守っている」
レオナルドは地形に詳しいどうやらこの洞窟の中にある古城の先はどうやら迷宮(ダンジョン)になっているらしい
ひどくいりこんでいて人工的に作られた道が何個も分かれ道を作っている
ユグルド「ここを第二拠点にしてアレストリアの近くにある町に侵入できる」
「僕がスパイを派遣して向こうの冒険者を手引きして探らせよう」
レオナルドは「そんなことできるんですか」
ユグルド「僕の命令系統ブラインドは誰が命令したかわからなくするだけではなく組織図すら隠せる」
「レオナルドは女王陛下にこのことを伝えよ。僕は後から王都ザルハードに戻るよ」
ジェイクと共に王都ザルハードに戻るレオナルドであった
ユグルドは「さてと」スパイネテルロを呼ぶ
「君の任務は冒険者を探し宝と交換する変わりに報酬を提供することこの二点を守ればいい」
ネテルロ「了解した」
ユグルドの考えは、冒険者に迷宮を探査させるだけではなく国に不満を持つ戦士たちを雇うことで情報を集めるだけではなく現地に詳しい知人を取り入れ町を自分の領土に染め上げるつもりである
ユグルド「勇者と言われていた時期が懐かしいよ」
ネテルロはアレストリアの町に侵入、酒場に入るとならず者がたまっていた
酒場で酒を頼むとマスターが「あんたよそ者だなどこからだ」
ネテルロは「闇の村シェイドからだが…」
マスターは「王国騎士団の領地からの来客か最近は遺跡が占領されたとかで傭兵がここで飲んだくれてる有様だ。仕事がなくなったのだとよ」
ネテルロは「それは気の毒に…マスターいつものやつを頼む」というと金袋金貨いっぱいに詰めたものを渡すと
マスターは「了解ちょうど左端のところで飲んでるガキがいるだろうそいつに話してみな」
ネテルロはその少年の下へ話しかける
少年は「おにいさんまさか仕事依頼じゃないよね!聞いてあげても良いよ」
ネテルロ「迷宮に挑む自信があるか?」
少年は「今あそこは騎士団の領地になっていて入れないよ」
ネテルロ「コネがある報酬もでる」また金貨を詰めた袋で少年を焚き付ける
少年は「僕は冒険者ウィルよろしくこれでそこのおじさんたちを雇えるし迷宮のお宝は金貨と交換ということでいいね」
ネテルロ「ああ それでいい」
☆
ここからは僕の仕事、冒険者ウィルはお金で傭兵を五、六人雇い。騎士団が発行したパスを手に迷宮に挑む。
ウィルは「ここが遺跡か、ふー、本当に騎士団が管理してるや」
「黒幕は騎士団団長って所かな」
ネテルロは「それは違う。俺は闇の村シェイドの研究者だ」
ウィルは「そうかじゃあ研究所長の依頼だね」
ネテルロは「そうだな詮索は良い俺はここで待ってる頼んだぞ」
ウィルは「まあここのオジサンたちもそうだけど僕たちあまり軍国には興味が無いからね」
「じゃあね 後ほどまた会いましょう」と言って傭兵と共に迷宮へ入るのであった。
迷宮地下一階
ウェルは「熱いね なんて暑さなんだ」
傭兵は「どうやらリザードン様が出てきたようだぜ」
「冒険者流の陣形って奴を見せてやるか」
傭兵三人がリザードンを囲む
残り三名ウィルは後方にて次の攻撃を準備する
三方向同時に攻撃リザードンの腹に剣を刺すとリザードンは苦しみ倒れる
傭兵は「おっとわんさかでてきたぜ」
フォーメーションを二手に分かれて20体以上もいるリザードンを一体一体確実にスリーマンセルで確実にやる
リザードンを駆逐した
ウィルは「大量のお宝だねリザードンが使っていた銅製の盾の剣だよ」
傭兵は「さすがに疲れたな帰るぞ」
ウィルは「そうだねいくら貰えるんだろうね小手調べって奴かな」
そして武器を拾って地上に戻るのであった
ネテルロは「ずいぶん早い帰りだな」
ウェルは宝を見せ「いくらぐらいするんだ」
ネテルロは「これでは駄目だ最低地下五階のマップと情報で報酬はやる」
ウェルは「そんなー」
傭兵は「そんなことだと思ったぜ」
ネテルロは「武器はお前たちが処理しろ頼んだぞ」
ウェルは「了解」と言ってまた地下にもぐるのであった。
さっきリザードンを倒したので敵はいなくなっている
迷宮地下二階
傭兵は「やけに静かだな」敵がさっきから一人も出てこない
ウィルはメガトンハンマーを握り、「もっと奥へ進もう」と皆に指示を出す
仲間の一人が偵察を終えて走って逃げてくるとモンスターをたくさん引き連れて逃げてきた
ウィルたちもこの大量のモンスターはやばいと感じ結局今回の地下探査は失敗に終わったがネテルロは宿代を提供し、僕らは遺跡の宿で休むことにした。
ネテルロは「私は町の酒場にいるウィル成果を期待してるぞ」と言って消えた。
ウィルは迷宮の地図とモンスターの種類の情報を記した書類とその証拠になるモンスターの写真を提供するのである
ユグルドは古城のいい部屋でネテルロの報告を聞くとワクワクした気持ちで「この調子で頼むよ」
と期待するのであった。
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