第6話ブレイドヒストリア
僕(レオナルド)は確かに女王の命令で税が納められていないので僕たちの農村の調査を許可し派遣された。税を納めている村を自分たちの騎士が焼き払うのだろうか?
と 考えているうちにダビデが「聞いているのかレオナルド」
「俺は村の生き残りと合流して再建するお前は女王の動向を探れ真実を確かめるんだわかったな」
レオナルドは「わかったよ兄さん」
「兄さんもどうかご無事で…女神の加護があらんことを」
そして女王の下に帰還するレオナルドしかし帰る途中盗賊に出くわすのであった。
レオナルドは「騎士と知って狙ってきたのか」
盗賊は「へへへ」
僕は頭の中に兄さんが襲われていると意識的に察した
レオナルド「まさかお前父さんたちを襲ったのはお前か」
盗賊は「はあ 知らないな 俺たちはたまたま腹が減ったんでここを狙ったわけさ」
レオナルドは「襲ってくるなら手加減はしない」
盗賊はナイフを投げてくる
僕は鎧で弾き飛ばしステップで間合いを詰め一気に二、三人切りかかる。
レオナルドは「所詮盗賊帝国流剣術の相手ではない」
「安心しろみねうちだ」
部下が後から駆けつける「隊長村にはたくさんの死体が、どうやら焼け死んだようです」
もう一人の部下が「どうやら皆眠るように死んでるみたいでベットの上で死んでます」
レオナルドは「こちらは盗賊に襲われた二、三人捕まえたので連行し、調査を進めて生きたいと考える。」
部下が「赤い服の男ともやり合ったのですが手ごわく逃げられました」
レオナルドが「そうか了解追わなくて良いそいつは関係ない」
そして急いで城へ戻りこのことを女王陛下に伝えるのであった。
ローズ騎士団団長が女王の隣に立ちすくむ
パラディンである僕は膝を付き女王に礼を尽くす
その隣にパラディンローズが団長の娘でパラディンナイツナンバー3の実力を持っている
そして僕たちが知るのどかな農村の教会で孤児院にいたあのローズであった。
事情はわからないがどうやら教会に預けられていたらしい。
僕は事情を説明すると女王陛下は村の再建をするよう僕に命令する
ローズ騎士団長は反対するが、女王は民のためだといい僕ののどかな農村を村人と一緒に再建するのが適任だと勅命を受けた。
再編成を行い僕は急いで馬に乗りのどかな農村へ向かう
父さんの墓の前へ行くと兄さんがいた
ダビデが色々と僕の事情を聞くと「俺も村の生き残りを集めたしばらくは一緒に協力する」女王の意思じゃないとわかると「しばらくは内情を知る必要があるな」と語り
僕ら兄弟は兄さんの指示通りに村を再建する
レオナルドはもっとこの村が発展するように風車や水路を整備した。
★
パラディンの称号を持つレオナルドは天候騎士と褒め称えられる
僕は魔術師と名乗る地形を操作して災害を起こすものたちから国を守るために対災害用の都市づくりをする。僕も天候を操り人々を裕福な生活へと導く魔術師のようなものである
それが天候騎士と言われる由縁である。水路を作ることで水洗便所やお風呂が作られたり風車を作ることで収穫した小麦粉を自動的に練ることでパンの材料を作ったりする
学園都市マルーサでの研究実験が女王陛下の大臣たちに認められ僕はパラディンとなった
兄さんに負けないため帝国剣術をマスターする。
これは夏僕がまだ学士で研究に没頭していた頃の話である
兄さんの狩猟剣術は一段と上手くなり、僕もそんな兄さんを見て強くなりたいと思い剣術の相手になるがまったく通用しなかった
ダビデは「レオナルドお前は勉学に向いている剣術は毎日鍛えてる俺のほうが上だな」
レオナルドは「はは 兄さんにはかなわないや」
親父は「レオナルドはお前を超えるかもしれないぞ何せ帝国剣術を習い始めてるからなそうだろうレオナルド」
レオナルドは「はいお父さんよくわかりましたね」
親父は木刀を持ってレオナルドと同じ構えをする
ダビデはよしと息を溜め込み狩猟剣術を使う
流れるような動きダビデの剣を軽々見切りまずは一太刀入れるが、ダビデの不規則な剣の構えはそれを弾き飛ばす
ダビデは「親父 強いな」
父親は「ふ 久しぶりの帝国剣術だからな」
二人は日が暮れるまで剣術の稽古をした
レオナルドは父さんの動きを見てステップを真似る
母親が来て「三人とも早く帰ってお帰り晩御飯の準備ができたわよ」と僕ら親子を呼ぶ
父親が「よし 早く帰って風呂の準備をしなきゃな お前ら帰るぞ」
レオナルドはそんな記憶が脳裏をよぎる
そして父親の帽子がかけてある墓の前で冥福するのであった
村の再建はまだ始まったばかりでダビデが率いる村の生き残りと、僕ら騎士団で計画を練る
もちろん僕ら兄弟でも色んな知識が対立しあっていた。
騎士団も村人も一筋縄には行かない
ダビデの主張は森を開拓せずにそのまま自然な状態を保ち狩場を策で囲むといった作業をする
しかしレオナルドは森を開拓しイノシシを飼うことで家畜をしたほうがいいと提案するが、村人たちはダビデの意見のほうが良いと主張する
ここは譲るべきなのだろうが騎士団の中にも家畜にしたほうがいいと言い張るものもいた
利害関係が一致しない以上一緒にやっていくのは難しい
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