第5話別れ
兄弟は別々の道へ歩む
二人は12歳
レオナルドは貿易で稼いだ金で本を買い積ん読している
兄のダビデは狩りをしない日は父親からもらった短剣を磨く
父親は「農場の手伝いをしてくれればいいんだけどまあ仕方ないか」
二人は完全に自分の道を歩み始める
交易商人がやってくる。
「レオナルドさんやったよあんたすごいよ」と片手にハガキを持っている
ダビデは「なんだ?」と何が起きたのかさっぱりだと言う顔だ
レオナルドはまさかと思い飛んで交易商人のハガキを盗る
「受かったー」
学園都市マルーサの学士試験に受かったのであった
母親が「おめでとうレオナルド」
父も同じことを言う
ダビデは「お前そんなもの受けていたのか」心の中で嫉妬とうれしさが混じる
レオナルドは「ありがとう皆」
父親は「いつからなんだ」
レオナルドはハガキを見て今年の夏から授業がスタートすると言う
そして春の季節は終わり夏が来ると交易商人の馬車が迎えに来る
レオナルドは「父さん、母さん、兄さん行って来る」
ダビデは「気をつけてな」
レオナルド「にいさんこそ狩りでしくじらないように」
馬車に乗り込み家族はレオナルドを見送るのであった
馬車が見えなくなるまで手を振っていた。
二人は知らなかった。これを期に永遠の分かれになるとは….
ここからは二人が剣で物語を作る
ブレイドヒストリアが始まる
私は星空占術士オンムルド、夜空の星空から運命を占いその運命が誰によって起こるのか推測し国勢を占うものまた歴史を研究し、戦争を記録することで更なる安寧と秩序をもたらす
今は天空暦1999年、ダビデとレオナルド兄弟から600年先の未来の者
私は今この国の歴史が如何にしてできたのか調べている
それを王に報告し星空占術で、国の安寧を占い1000年の発展を約束する
この二人の兄弟の歴史は我が王の祖先に当たり、絶え間ない権力争いをとめるため伝説が必要となり私に依頼を頼んだ
さて私の話はここまで、ダビデとレオナルドの二人兄弟がどうなったか語り始めよう
あれから12年
二人は24歳になる
のどかな農村が焼かれてしまった。
レオナルドはバラディンに任命される。女王陛下の命令で村の調査に故郷に戻るレオナルドそこで見たものは村の焼け跡だった。調査の内容は村の税(食料)が届かないこと
とても簡単な依頼であった。
一人赤い服を着た青年が立ちすくむどうやらお墓の前で祈っているようだ
僕(レオナルド)は気になり、墓を見ると父さんの帽子が「そんな馬鹿な」と声を上げてしまう。
赤い青年は「お前はここに何しに来た騎士さん」
レオナルドは聞き覚えのある声に戸惑い「兄さんなのか」
赤い青年は「お前に兄さんと呼ばれる筋合いはない俺は騎士が大嫌いだ」
僕は「ダビデ兄さん僕レオナルドだよパラディンになったんだ」
ダビデと思われる青年は「まさかレオナルドなのか見違えたな」
僕は「一体どうしてこうなったんだ」
ダビデは父さんの墓の前で涙目になる
「お前ら騎士がこの村を焼き払ったんだ」
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