第3話 まさかの展開

ん?待てよ待て待て待て。

これは夢か?夢だよな?


「えーっと今日からマネージャーになった山宮美佳さん1年生だ。優希色々教えてやってくれよ」

(調理部じゃなかったけ。え。まじかよ)


「山宮美佳です。サッカーは中学のとき少ししていました。頑張るのでよろしくお願いします!」

彼女はにこっと笑った。


「よーしじゃあパス回しから〜」


「村瀬くんよろしくね!」

彼女は俺に言った。顔では平静を装うが、心は踊りまくりだ。

「あぁ、よろしく!」



(…ちゃんと笑えただろうか…)


隣の1年マネの優希がニヤニヤこっちを見ている。

(確信犯だ…もう部活休めねえ…)


サッカー部の期待の1年と言われている俺は少しサボりぐせがある。

部長にもバレてたら最悪だ…

俺はそんなに顔に出やすいのか。



でも君が毎日見れるなら俺は満足だ。


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