第14話 チイサナイロイロ
………………
おい………………なんなんだあの小さな体に、につくわないあのゴツい化物のような椅子は………………
その
そして…………
「あのクソババぁ!まあたぁめんどくさいことおれっちのほうにまわしやがってっ!今度会ったらブチコロス!殺すとかいてぶち殺す!?」
机の上にのり通販空手のようなポーズをきめる白髪チビ助。
「ダサ………………死ね」
思わず心の声がだだ漏れてしうオレ…………
「あぁ💢……………………」
白髪チビ助は、オレをその黄ばんだ目でギョロリとにらみつける。
「……………………」
少しの空白…………白髪チビ助は、それから口に3本の指をあてボソリという…………
「ほんとぽいな…………」と…………
「おいっ!おまえ!おまえ欄といったか?ちょっとそこでまってろ!」
チビ助は、なにやら息巻いて奥の部屋へと消えて行く…………
そして数分後…………
「おいっ!待たせたな!まずは、これを着ろ!ここの
……………………
息巻いて差し出されたそれは…………
ピンクの帽子に黄色の無地tそしてピンクのホットパンツ…………
「おいっ!なにしてるさっさと着替えろ!おまえ!そのオレンジタオル1枚でこの仕事がつとまるとでも思ってるのか!?甘えるな!ただでさえ読んでるやつ少ねぇのに
えらいけんまく…………オレは、そのけんまくに押しだされるかのようにその
コスチュームを…………そのコスチュームを…………
「おいっ!なにしてる!そのtシャツの袖は、肩までまくれ!そういう決りだっ!」
………………
オレは、こう見えてもコロコロ世代である。そんなオレが…………
「おいっ!なにしてる!最後にこれを持て!」
小さな3本指の手の平から手渡されたそれは…………
「オイっ!おまえっ!これ爆走兄弟レッツ&ゴーだろっ!ヒロイン佐山ジュンちゃんコスだろっ!コレっ!」
「違う…………佐上ジュンちゃんだ……」
「すこぶるどっちでもいいわ!!…………いや!いろいろよくないわっ!?えらい人におこられるわっ!著作権侵害で訴えられるわ!」
「は💢…………」
らちがあかない空虚な無意味な押し問答…………
「………………まぁいい…………とにかくこっちについてこい…………おまえに初仕事やる!」
チビ助は、その扉を開ける…………
「はじまりだ…………さあ入れ!」
……………………
…………ツッコミところが多すぎて何からツッコんだらいいのか…………
「さぁ!どうした?今さら怖じけづいたか?これがおまえの仕事だ!!!さっさとこい!」
手招きするチビ助…………って
「おまえそのサイズ感っ!オレがどうやってそこにはいるんだよっ!?アーンドおまえそれ話急に展開しだしたけどアレだろ!それテレ朝のほうのあの
「………………ごちゃごちゃうるせぇ奴だ…………」
ゴソゴソ…………
「おいいっやめろ!そのポケットまでもちだしたらいよいよだっ!絵がないとは、いえそれゴソゴソやりだしたらいよいよだっ!おいっやめ…………」
「ビック…………」
「おいぃぃ…………」
「ローター…………」
………………
ポケットより差し出されたどこかよく見かけたことのあるあのピンクのローター
「それをおまえのアソコに…………」
「それ以上いわせねぇよっ💢それ以上言ったらてめぇ!この話マジ、レーティングマーク設定になっちまうからなっ💢」
オレは、ふざけたチビ助の胸ぐらを即座に二本指で摘まみ黙らせる
「うぐっ……おいっよく聞けっ……アソコ…………とは…………」
「おいっっ!まだいうかっ!」
「ちがっ!アソコとはあたまだ……あ.た.ま………あ……たまの……側頭部に……それおしあてろ!」
………………
ビイーン……ビイーン……コツコツ
…………ビンクのローターがオレの頭でローター…………
………………
コツコツコツ
………………
「なっ!言ったろっ!」
………………縮んだ…………オレは、チビ助と同等サイズに……いやそれ以上か…………例えるなら小さなおちょこ
「さぁ入れ!そして今、流行りのこのコロナに乗り、そこへ行け!そしてそこにいる者にサービスをし、そして昇天させてこい!それがこれからのおまえの惨めな懺悔の仕事だ!さぁ行け!そして追伸けっして後ろを振り向くな!」
………………
暗がりの中、わけもわからず、オレは、今流行りのコロナという車に乗り走り出す…………なぜだろう…………それが私の決められたさだめのようなきがして…………
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます