Dawning②


「彼は一体何者なのだろうな」


 リア、と呼ばれたこの戦鬼は興味深げに闘技場を見下ろしている。

 そこで繰り広げられる闘いは、今や佳境。『戦鬼殺し オウガスレイヤー』の燃える右腕は、既に獲物を捕らえて離さない。


「あの戦争の中でさえ、あんな鬼気迫る戦いを見せた勇者は何人と知らない」

「勇者だと?」


 リアの言葉に、ミナは不快を露わに眉をひそめた。

 戦鬼が戦場を渡り歩く戦奴ならば、その存在が英雄や、まして勇者でなどあるわけがない。彼らがもしそう呼ばれるに足る存在ならば彼女はそもそも復讐など誓いはしなかったのだから。


「お前達のどこが勇者だ。お前達はただの破壊者だ。ただの、いかれた兵器どもだ」


 昏い声だった。地の底から響くような、同年代の少女が紡ぐ柔らかな笑みや暖かな睦言とは余りにかけ離れてしまった言葉。そうされてしまった者の、憎悪に満ちた声。

 カンナと呼ばれた少女の戦鬼はミナの言葉に視線を鋭くしたが、刃を抜く事は無かった。リアは、それらを一向に意に介した様子もなく続ける。


「いいや、俺たちは戦士だ。戦った者は皆英雄で、散っていった彼らは全て勇者だ。そうあるべきだ。そうでなくてはならないのだ」

「罪の無い者を殺すのが英雄の所業か。この焦失の都市で、戦火を燃え残った僅かなものを拠り所に懸命に生きる者から、それすらも奪い去るのが勇者だと言うのか!」

「必要な事だ。戦士が戦士であるためには」


 ミナは激昂した。銀の銃身を抜き放ち、昏く深淵を晒す鋼の銃口を戦鬼に突きつける。


「対戦鬼弾か。なるほど、確かにこの距離なら、俺に傷をつけるくらいは出来るかもな」


 魔導科学の力によって生み出された戦鬼を殺す兵器の一端。

 その銃口を向けて、ミナは一言も言葉を発しはしない。ただ剥き出しの憎しみだけが、そこにあった。


「お前が『戦鬼殺し』を引き連れるに足る存在なら、その弾丸も俺に届くかも知れん。試すか」


 引き金に力がこもる。ミナの首筋を、冷たい刃が触れた。


「よせ、リア。無駄な戯れをするな」

「試してみるといい。お前が『号ぶ雷鳴ワイルドウェスト』より素早く、『明滅する希望の灯ハイドアンドシーク』よりも執拗ならば、或いは俺の命に届くやもしれん」

「奴らは死んだ。私が望んで、私の戦鬼がそうした」

「そうか。彼らは戦場で死ねたのか。勇者の死に様に相応しい」

「奴らは勇者なんかじゃない。ただの兵器で、今はもう、ただの死者だ」


 膠着する状況の中、リアという名の戦鬼だけが笑っていた。

 やがて、ミナは銃を下ろした。


「懸命な判断だ」

「お前を殺すのは今じゃない。それだけの事だ」

「殺す? お前が?」

「私がだ。私の命で、私の『戦鬼殺し』がだ」


 憎悪を秘めた目が、闘技場を見下ろす。死闘は、2度目の決着を見ていた。最後にそこに立っているのは、『戦鬼殺しオウガスレイヤー


「これは、私の復讐だ」





***





 歓声が勝者を煽る。

 闘争の果ての勝利、そして、更にその先に待つより凄惨な闘争。


「貴様は911か?」


 新たな敵。更なる歓声に煽られて、造られた戦場に戦鬼が踏み入る。

 琥珀色の瞳。擦り切れた外套。返答に変えて深く吐き出した吐息には、眩暈を誘うような酒精が篭る。


「さて、な。同じ事だろう? 望むと望まざるとに関わらず、俺たちは既にここに立ってしまったのだから」


 戦場を渡り歩く戦鬼の目は、擦り切れた光を宿す。言葉を吐くのすらももどかしいと言うように、彼の口は勝利の快哉を挙げる瞬間だけを夢見ていた。


「俺は『琥珀の杯カサヴェテス』。呑み干せぬ琥珀の劇毒」

「『戦鬼殺しオウガスレイヤー』、頸を差し出せ」


 向かい合う二つの戦鬼。

 幾度となく、果てもなく。

 命続く限り、死闘は終わらない。






***





「お前たちは勇者なんかじゃない」


 戦鬼に囲まれ、もはや生殺与奪の全てを彼らに握られながら、尚も不遜に、少女は言う。


「ならばどうしろと言う。兵器として我々を使い潰して、戦争が終われば無用者には死ねと言うのか」


 カンナは、低く冷たい声で応える。刃を突きつける事なく、怜悧な声で少女を刺す。


「それしか無いのか、お前たちには、もう本当に戦争それしか無いのか」

「そうだ。我々はそう造り変えられた。そのための用途しか持たない道具だ。お前には解らないだろうな、意味も無く、名も無く、価値も無く、世界に放逐される孤独が」

「…………」


 彼女の蒼い瞳が、相棒に向けられた。二人の間には、そうするだけで伝わり合うような、二人の間にだけ流通する価値が有った。


「私が出る」

「カンナ」


 常に余裕を浮かべていたリアに、初めて焦燥めいた感情が現れた。カンナは、穏やかとさえ言えるような笑みを浮かべて応える。


「私が出て、奴を殺して、小娘を黙らせる。それで、今夜は終わりだ」

「俺は」

「お前はここで見ていてくれ。私は絶対に負けないから」


 戦鬼のそれでは無い彼らの名前は、人であった頃の名前だろうか。

 或いは、ミナが全てを失った戦鬼にそうしたように、全てが灰になった後で与えられた、新たな意味だったのだろうか。


「勝利が戦士を英雄たらしめるならば、やはり私達こそが英雄だ」



***





 『琥珀の杯カサヴェテス』と名乗った彼は、恐るべき戦鬼であった。


「どうした、動きが鈍いな。無理をするな」


 酒精を帯びた彼の吐息は、空気中を漂い、一吸いで意識を刈り取り深い眠りへ誘う魔香であった。

 オウガスレイヤーは睡魔による眩暈に倒れる視界で、敵の姿を探した。振り払う右手の炎はてんで方向違いの空を薙ぎ、その衝撃にたたらめいて、闘技場の砂地に膝をついた。


「休憩するのは勝手だが……生憎、それを待つ義理は無いな」


 虚無的に嗤いながら、カサヴェテスは首刈りナイフじみた曲刀を左右の手で器用に弄びながら、オウガスレイヤーとの距離を詰める。


「無意味な事だと思わないか? 俺たちは何のために戦っている?」


 傾いだ視界に映る闘技場の白砂。バラバラに砕けて死んだ戦鬼の亡骸を絶え間無い闘争が洗い、無価値な砂粒に変えていく。

 オウガスレイヤーは伏して敵の言葉を聞いた。


「意味をよこせ、価値をよこせ……戦鬼どもは盛んにそう言うが……かつて奴らが戦場を駆けたその時にさえ、奴らに意味なんてものが有ったのか?」


 言葉に乗って漂うカサヴェテスの魔香が、眠りを誘う。堕ちれば二度と浮かび上がる事も叶わない、無明の奈落への墜落を予感させる、甘美な誘惑。

 眠ってしまえばいい、と、不意に思った。


「思い違いも甚だしいな。初めから俺たちに意味なんてものは無いと言うのに、一丁前に失くしたつもりだ」


 眠ってしまえばいい。投げ出してしまえばいい。

 かつて彼がそうしたように、かつて彼で有った誰かがそうしたように。

 炎の中に全てを手放してしまえばいい。灰の中で永遠に眠ってしまえばいい。そうすれば、もう


「生きている事に意味は有るのか? ――俺たちが産まれ落ちた事が、そもそも何かの間違いなんじゃあ無いのか?」


 そう思っていた。全てを投げ出して、命すらも棄ててしまえばもう戦いから逃げられると、あの時も、あの臆病者の名も無い戦鬼は思っていたのだ。

 だが、今の彼は違う。彼は、

 戦いなど止めにしようと心が軋みを上げようと、殺すも殺されるももう沢山だと嘆いても、彼は戦いを放棄しない。

 あの時、命を捨て損なった戦鬼が少女を助けたその時から、全ては始まっていた。炎の中に失われた物は、灰の中に再び意味を得たのだ。

 今の彼はロシンであり、彼女の怒りであり、彼女の炎であり――彼女の復讐であった。


「――――殺す」


 故に、彼は戦鬼を殺す。呪い深きその名の通りに――『戦鬼殺しオウガスレイヤー』の名の通りに。


「いいや、殺すのは俺で、死ぬのはお前だ。――何の意味も無い事では有るがな」


 歪な断頭台の刃のような曲刀が、オウガスレイヤーの頸に振り下ろされる。

 闘争は刹那。僅かに一瞬の間に起こった『戦鬼殺し』の最善手は、彼がそうであるが故に、紛う事なき狂気を帯びていた。


「オォォオオオオオオオッ!!!」


 咆哮。獣じみた『戦鬼殺し』の叫びは、客席から湧き上がる歓声と奇妙に共振して響き渡る。

 燃え盛る右腕が、オウガスレイヤー自身の胸に触れた。

 ただそれだけの事だった。音も立てずに全てを灰燼に帰す炎の腕は、その熱を血流と共に巡らせ、鋼の体を、それを蝕む魔香の毒を、内から灼き焦がして蒸散せしめた。

 焦失する。僅かに残された彼の体の肉の部分が、悲鳴を挙げる彼の人間性が、音も立てずに燃えて堕ちる。

 荒涼たる砂漠と化した心で、遂にその名の通りの呪われた怪物は立つ。


「――同情するよ。お前はまだ、戦わなければならないらしい」


 『琥珀の杯カサヴェテス』という名の戦鬼。透き通る琥珀の角。擦り切れた外套。虚無を湛えた鬼面。哀れみを帯びた琥珀色の瞳。

 炎の腕はその全てをたなごころに呑み、音も立てずに燃やし尽くした。


「――――――――」


 蒸発した血を含んだ、地獄のような吐息を吐き散らして、戦鬼殺しはそこに立っている。彼を立たせるのは少女との約束のみであり、彼女の腕となって果たすべき復讐のみであった。

 闘技場を囲む、天へと届くような観客席からは、燃えるような歓声が上がる。

 熱狂に煽られて振り返った先には、少女。

 自身に意味を与えた少女と、同じ年頃に見えた。ただ決定的に異なるのは、彼女が戦鬼であるという一点であった。


「喜べオウガスレイヤー。私は<911>だ。だが、お前の望むものは何一つその手には入らない。私の敗北はあり得ないからだ」


 蒼い髪。蒼い瞳。

 両手の甲から刃を露出させて、鎧のような鬼面が少女の顔を覆い、捻れた角が天を衝く。忌まわしい兵器が、この世にその姿を<顕身>する。


「私は『波濤の先駆サーフ・クィーン』誰も彼もを呑み込み喰らう災禍の大渦メイルシュトロームだ」

「俺の、は」


 ――――戦鬼、死すべし。

 宣言する代わりに、彼は呪いめいてその名を口にする。


「『戦鬼殺しオウガスレイヤー』だ」




***




「…………」


 闘技場を見下ろすリアの表情に、余裕はない。

 ただ押し黙って、重苦しく始まった闘争を見下ろしている。


「私の戦鬼が勝つ」


 確信めいて、ミナは言い放つ。傲岸に、突き放すように。

 リアは二人から目を逸らさない。


「お前たちの関係など知らん。ただ、お前のともがらは私のともがらが、どこまでも追い詰めて絶対に殺す」

「何故そう言い切れる」

「私がそう命じたからだ」


 にやり、とリアが笑った。

 戦火を懐かしみ、戦争を愉しむ者の、悪鬼の笑みだった。


「ならば彼女も負けないさ。彼女は英雄だ。そう在るのだと、俺たちは約束した」


 踊る炎と、飛沫。

 死闘は今、最高潮に達しようとしていた。


「復讐を遂げろ、私の『戦鬼殺し』」




***




 噎せ返る熱を帯びた蒸気が、闘技場を満たしていた。


「もはや伝えるまでも無いが……これが私に備わった機能のうりょくだ」


 逆巻き、押し寄せる怒濤。彼女自身の躯体から、その神経に施された魔術回路から、闘争を望む彼女の精神の性質から、生み出された水流が飛沫を上げて殺到する。


「お前の炎と、私の水と、結果は火を見るよりも明らかとはよく言ったものだな」


 迫る水流を、オウガスレイヤーの右腕がその炎で蒸発させる。

 激突に火勢が衰え、巻き上がった煙に視界が眩む。

 その刹那の間隙を、サーフクイーンの薄刃が刺し貫く。


「お前の主人は随分と頭が悪い」


 蒸気に紛れ、死角から激流が打つ。

 凄まじい圧力で殺到する水流は打撃となって、オウガスレイヤーの赤錆びた鋼の躯体を軋ませる。


「勝てるつもりでいる。お前がこの私に、私達に。こんなものに命を懸けていたのか。馬鹿な女、馬鹿なガキだ」


 激流がオウガスレイヤーの体を打つ度、否応なくその業火は勢力を殺がれていく、

 ここに来て、既に三体。いずれも一方ならぬ修羅場を超えた歴戦の戦鬼達を相手にしたオウガスレイヤーの命は、まさしく風前の灯火であった。歓声が、遠く戦鬼達の闘争を煽る。


「私たちは英雄で、お前たちはその栄光を貶める卑しい獣だ。死ね、千切れ飛ぶ雲のように、消え入る炎のように、造作もなく、ただただ死ね」


 激流に自らも潜行し、怒涛となって疾走する。全てを洗い流す災禍の波濤は英雄たらんと望む戦鬼の殺意を刃と秘めて、煌めく飛沫を上げて疾走する。

 満身創痍の身で、オウガスレイヤーは敵の姿を見た。彼の意識にあるのは、あの少女との、ミナとの始まりの記憶のみ。

 敵は殺す。

 戦鬼は全て殺す。


 それが彼らの交わした約束であり、彼らが履行すべき全てだった。


「殺す」


 あの娘の為に。

 あの娘を、この世の全ての悲惨から護る為に。

 オウガスレイヤーは立ち上がり、右手を掲げた。終戦と共に棄て、彼女の為に再び取り戻した、忌まわしい無価値の炎を。


「俺は『戦鬼殺しオウガスレイヤー』だ」


 討ち倒すべき敵は激流の障壁の彼方。炎と燃える彼の右手は、そこに触れることすら叶わない。


「頸を、差出せ」


 その筈だろう、彼がただに単なる戦鬼に――無用者の英雄に過ぎないのならば。


「――――――――ッ!?」


 戦鬼、『波濤の先駆サーフ・クィーン』は戦慄した。燃え盛る炎は、彼の命の灯火そのものであろう、と考えていたからだ。古の魔術の、その最も単純な決まり事が等価交換ならば、得られる魔術の成果は捧げる対価の大きさに比例する。

 多くの戦鬼がそうであるように、彼もまた自らの命をそのまま燃料に替えて術式を行使するのだろうと。

 故に、戦慄した。

 激流に剥き出しのいのちを躊躇なく突き立てるという、その行為に。


「貴様、正気か!?」


 オウガスレイヤーは答えない。ただ地獄に吹く野分の風のような荒涼とした吐息を吐き出し、最短距離での死を執行するのみだ。

 彼の右腕は激流を焼き、彼女を護る障壁を蒸散せしめた。

 全ての水を消し去った瞬間、彼の右腕の炎は、弱々しく燻るのみだった。


「所詮は苦し紛れの一手ツーク・ツワンク! お前はただ自ら武器を棄てただけに過ぎん!」


 手の甲から突き出たサーフ・クィーンの二刀の刃が、舞うような動きから連続で繰り出される。

 オウガスレイヤーはもはや回避をしない。痛覚を閉ざした彼は、赤錆びた躯体が刻まれるのも構わず、全身を続ける。左腕が脇腹に伸びる。初戦、『幽世の滑落者カーカス・サーカス』に突き立てられた対戦鬼用高周波振動ナイフを抜き放ち、振り上げる。


「がっ――――――」


 喉に。

 突き立てて、そのまま体重をかけて、白砂の上に押し倒す。

 押し倒して、突き立てる。突き刺す、突き刺す、突き刺す、突き刺す!

 殺せ殺せと、オウガスレイヤーの戦鬼の本能が叫ぶ。何度も、何度でも。狂ったように刃を突き刺す。


「ああ――――」


 『波濤の先駆サーフ・クィーン』は、見た。何の光も返さない、戦鬼の目を。

 戦う者は全て英雄で、死した者は全て勇者である。そんな彼女の幻想を、信じたかった戦争の美談を、彼女が必死で塗り固めた戦鬼としての価値を、全てを砕く。全てを燃やして何もかもを無価値に堕とす。

 故に彼は『戦鬼殺し』

 ――――運命の失敗作。


「すまない、リア」


 命尽きる瞬間、伸ばした手は虚空を掻き、末期の言葉は歓声が塗りつぶした。

 熱狂が勝者を煽り、彼を振り向かせた。

 四方を囲む鉄柵の一辺が開き、新たな戦鬼が現れた。

 無数の傷。精悍な顔立ち。騎士めいた全身甲冑。

 戦鬼は、観客の熱狂を煽るように、乾いた拍手を叩いた。


「勝者に」


 両手を上げて観客に呼びかけると、更に爆発的な歓声が返った。

 燃えている。全てを糧に、夢を燃やして熱狂している。

 熱狂の最中、陰鬱に焦げ付いた闘争の空気の中で、二つの戦鬼は相対する。


「俺は『焦熱の勇者ヒートアイランド』。闘争こそ戦鬼の誉れだ。無数の屍をかさね、今此処に立つ君を祝福しよう」


 オウガスレイヤーの足元に転がる、かつて盟友であったにさえ一切の注意を向けず、彼は言った。

 意味を勝ち取る。

 全てはその為に。歓声に、彼らの立つ地面が揺れた。


「俺は、『戦鬼殺しオウガスレイヤー』」


 殺すべし。

 遍く戦鬼よ、この炎の前に死すべし。

 それこそが彼の帯びた使命という名の意味である故に、彼もまた、当然のように名乗り返す。


「頸を、差し出せ」


 ――――今此処に、死闘開幕

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