新入部員?

こんにちは

花草しすずです。

部室へ行こうとしていたらクラスの男子に呼び止められてしまいました。

「昨日どっかの部室へに入ってくの見かけたんだけど何部に入ったんだ?」

この人は誰だったでしょうか?

「もしかして入部してない?見学だけだったか?」

「いえ、KKN(キケン)部に入部しました」

「KKN(キケン)部?あぶない部なのか?」

「まだ、わからないです。でも、部長が思いつきでつけたそうなので大丈夫だと思います。」

困りました。話しているうちに思い出せると思ったのにどうしても思い出せません。クラスメイトだと思うのですが・・・

「へ〜、面白そうな部長だな!なぁ、見学しにいっていいか?」

「はい」

「花草はこれから部室か?場所わからないから案内してくれよ!」

「いいですよ」

今、名前を聞くのは諦め間しょう

きっと聞く機会はあるでしょうしね。




俺の名前は川風誠二 (かわかぜ せいじ)

高校一年生

同じクラスの花草さんに案内してもらってKKN部の部室の前にきたぜ!

ここには俺の求める『面白い』があるはずだ!

いざ、部室へ!



部室へ入ると机と椅子が並び奥には畳が積まれていた。

「部長、入部希望者みたいです」

花草さんが手前にいる先輩に紹介してくれた。

「入部希望者だと!俺はこのKKN(キケン)部の部長霜月冬希だ!よろしくな!」

「よろしくお願いします!」

部長の冬希先輩も面白そうなひとだ。何だか同じような雰囲気を感じる。

そんなことを考えていたら奥の方から

「俺の事は紹介してくれないんだね」

といいながらもう一人先輩が出てきた。

「わりーわりーおもしれーやつきたな〜とか考えたら忘れてた」

「そんなことだろうと思ったよ。俺の名前は緑川勇也、副部長をやってる。よろしくね」

「よろしくお願いします」

優しそうなひとだな〜勇也先輩か・・・こっそりゆうやん先輩って呼んでよ

「よし!せいじ、入部届け書くか?」

突発的に部長が試すようにきいてきた。

「書きます!」

書くに決まってるだろ!こんな面白そうな部活入らなきゃそんだ!

その場で入部届けを書きゆうやん先輩に渡した

「顧問の先生には俺の方から渡しておくね」

「お願いします!」

「これで二人目ゲット!」

部長が窓の外に向かって叫んでいた。

ここなら俺の求める『面白い』があるはずだ!


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