都会のど真ん中誘拐!?

お台場に来るのは何年ぶりだろう?

「キラキラも買って良いからね。」

ゴールドカードで好きなだけ買い物していいて……すごいな。

買い物したらりしてるうちに時間になる。

「ヤッホー!」

柊さんが普通に来たし。

「ヒーちゃん、だいじょうぶなの?」

「平気、昴と違って追っかられたりしないから。」

いや目立ってるよ

赤髪に革パン、目立つ。

なんか人集まって来てない?

「ヤバイて花音が泣いちゃうから下降りよう。」

デッキから降りて公園の入り口前の横断歩道を渡ろうとした時だ。

ヒタヒタ

「ワッなんだ?」

ヒイチャンが驚く。

「なんで海の水がここまでくるの?」

「ヤバイ、上にとにかく登ろう。」

ゴーと風がふき雨のように水が降ってきた。

「キャーなに?」

かのちゃんを瑠璃ちゃんが抱き上げた瞬間、私達は水の中にのまれた。


なんにも見えない

見渡しても水の壁

「なんだこれ?また魔物てここ東京だぞ。」

瑠璃ちゃんと私の肩をシッカリだいたヒイチャンがつぶやく。

かのちゃんが泣いている

私の足もとから海草のような物が絡みつく。

「キャーなにこれ?」

「ウワッ、二人とも手を離すなよ。」

かのちゃんを抱いている瑠璃ちゃんが絡みとられていく。

「瑠璃ちゃん!」

私とヒイチャンが必死になって瑠璃ちゃんの方へ行こうとするが行けない。

「なんだ?なんだよこれ?とにかく晋作に電話……」

苦しい息つまる…………

とにかく、誰かに連絡

携帯を取り出す

『キラキラどうした?』

とっさに押したらどうやらサヨさんにつながったらしい

「サっサヨさん助けて!」

『なにが起きたの?昴はそばにいないの?』

ズルズル

海草が携帯を奪う

もうダメ…………

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