学園がひどいありさま……

例の洞窟が来てから猛烈な先頭が行われるようになった。

星砂領地内のいそうろおよび生徒数名が何と戦闘能力がついた。

私、キラ……動物使役お呼び水を

操る。

うちの猫達、エメラルド(エメ)、チャコ、オカシラが巨大化して戦闘方、オーク、タカ戦闘能力あり!

早坂真矢……物に宿る精霊をよび

だし、防御能力は高いが戦いは援助がせいぜい。

ユー……瞬発力、検、異空間飛び

込む囮

樹里……呪文書を使っての攻撃お

呼び精霊の呼び出し。

蔵元カナ……魔法剣士、樹里さんの魔法使と混合で強くなる。

何人か使役がいる。

今いるメンバーはこれぐらいだ。



「赤字がうまったと思ったらまた赤字ですよ。」

学園の金銭管理をしているギンサンがユーキスとカミュールさんをジロッとにらむ。

「金がないから金払えって。じゃあこれあげるよ、俺には必要ないからね。」

ユーキスが皮の袋ごとギンサンに渡す。

何が入っているのだろうと思ったら通帳が五冊と判子が出てきた。

「ありがたく受けとっときます。」

『ドロフィーヌ学園』の奥多摩校はクレームつきで廃校状態。

コーリン王がは元の世界に『ティティの館』を戻すために移送魔法を使ったら、校舎ごと異世界に……おまけに生徒つきで、そのせいで大騒ぎ、全員無事にこちらに帰ってきたけど、精神苦痛、怪我と賠償請求が来たらしい。

おかげで酷い赤字らしい。

「ユーキスどから盗んだ?」

カミュさんがこそとユーキスさんにきいている。

「失礼な、留学期間に稼いだお金だよ。」

赤字を埋めるのにギンサンなっとくするって相当な金額だと……後々きいたら計五千万ほどあったらしい。


ドドーン、ギエー!

すざまじい雄叫びとともに巨大な皮膜の付いた羽さらに上下に黒い鳥のはねがつく化け物がでてくる。

「最悪だダークデビル、こいつには剣はきかないぞ。」

カミュさんが言う前にカナを中心にした日本刀組が突撃してそいつの長いムチのような尻尾と長いベロに囚われた。

「それは尻尾には通用しない。」

ユーキスさんが叫びこちらは重そうな巨大な剣で尻尾をきる。

「リラ酒あるだろ?早くこの人達に飲ませろユーリ、こいつの尻尾には毒の針があるんだ。」

エー! 舌に巻かれたカナは振り回されながらも敵のとんがった鼻を攻撃していた。

鼻は固くないらい。

「これならどうだ?このヌメヌメ!」

カナが化け物に棒を打ち込むとウグと言う声と同時に炎がとまった。

「いまだ!さあ君たちのかれんな力を見せてやれ。」

聖霊が化け物の皮膚をはがす。

ドーン、バリバリ!

すざまじい音と同時に地面に大穴あいた。

ああ、校舎だった部分は地下を残してなくなってるし……洞穴はボロボロおまけに穴だけじゃなくて寮の一部まで吹き飛んだ。

「ああ、生徒がきても閉校だなこりゃ。」

シンヤが溜息ついた。

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