のみすぎと縛りプレイ

ヒキニートがゴブ達のところに交渉(笑)に行っている間に、残った3人でボスの介抱を続ける。もし交渉が決裂した際に人質として使うためだ。

勿論暴れないように縛って拘束はしてある。

任せた奴があいつなので、念には念をだ。


5分ほどして顔を真っ赤にさせながらヒキニートが戻ってきた。

「あいつらシティボーイの俺様の言葉が訛っててダサいってバカにしてきたケロ!あんな緑の田舎者に言われたくないケロ!」

「ヒキニート殿、どこに行っても少数派はあらぬ誹りを受けるものですじゃ。真に受けてはいけませんぞ。」

「お前、いいやつケロな!」

ヒキニートの目に光るものが見えた。

泣くなよ。どんだけ煽り耐性低いんだよ。

「結局、いたのか?話せる奴。」

「そんなこともうどうでもいいケロ!」

聞かなかったんだな。予想はしていたけど。

「…ボス、回復させる方向でいこうか。」

「そうだな。」


肝心のボスは瞳孔が開いた状態からは抜け出たようだ。

流石魔界の住人、人間よりも体力がある。

時折小刻みに震えたり、白目を剥きながらゲロの間欠泉と化す以外はほぼ大丈夫なようだ。あとちょっとしたら水を飲ませるのにヒールでもかけてやろう。

私はゲロを土魔法で埋めて綺麗にしたあと、水を取りに行った。

こういうのに魔法使うのは得意なんだけどなぁ、ふぅ。


ボスに水を与えてヒールをかけると、意識が戻ったらしく縄抜けしようと小刻みに体を動かし始めた。誰だよ亀甲縛りでボス縛った奴。

「ハッ、俺は一体何を…なぜ拘束されてるんだ!痛ぇ!」

「動けば動くほど縄が締まる仕様になっている。おとなしくするのが身のためだぞ。

なに安心しろ。悪いようにはしない。とりあえずまずはそのまま話だけ聞いてくれないだろうか。」

全裸忍者が目の前で腕組みをしながらボスに話しかける。

丁度ボスの顔の前でモザイクが蠢いていたので別の意味で不安になったのだろう、顔が真っ青になっていた。

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