第14話 遠出の準備

「本当カズマはど変態でどうしようもないクズですね、正直かなり引きますよ」


「すみません…もう次からしないので許して下さい…」


「あ?次から?」


「に、2度としませんので許して下さい!」


やばい今のめぐみん超怖い!昼間屋敷に帰った後パジャマから何時ものローブ姿に着替えためぐみんが強引に自分の部屋に連れられ何処で覚えたのか関節技やり、しまいに顔面に一発パンチを食らった俺。


その後俺は正座し窓際にある椅子に座って足を組んでいるめぐみんに許しを貰うためひたすら土下座を繰り返していた。


いやぁ仕返しのつもりがそれ以上の仕返しが俺に跳ね返って来るとは…


あっパンツ見えそう。


「むっ…本当に反省してるんですね?もしまた同じ事があれば…カズマどうなるか分かりますよね?」


「はい!本当に反省してます!」


「はぁ、全くしょうがないですね…今回だけ特別ですよ?」


「あっありがとうございます!」


どうやら命は助かったようだ、いやマジで怖かった2度とあんな事しないようにしよう、うん。

と考えてるとめぐみんが俺の背後に回るや否や突然抱き着いて来た。


「め、めぐみん!?」


「もう忘れたのですか?今朝出かける前に言ったでしょう?一日中私は好きな時にカズマに抱き着くと」


「あっあぁそうだったな」


うん、やっぱいきなり女の子に抱き着かれるとドキドキするな。


さっきの怖さは何処に行ったんだめぐみん、あっ背中越しにめぐみんのちっちゃな胸の感触が…突然可愛くならないで!


「カズマ今何か変な事考えませんでした?」


「い、いや!?別に変な事何か考えてないぞ!」


「ふーん…そうですか、今更ですがやっぱ抱き着くのはあまり罰になりませんしここは爆裂魔法を」


「いやぁ!いきなり抱き着かれるとびっくりするなぁ!!」


「冗談なのですが…今のはわざとらしくて気持ち悪いですよ」


「やめて!気持ち悪いとか言わないで!」


「そうですね、これ以上カズマの心がボロボロになってもアレですしやめ時ましょうか」


「そうしてくれると助かる…」


もうさっきからめぐみんに酷い事しか言われてない気がする…そしてたまに来るめぐみんの可愛さ…もうまるでアメとムチって感じ!


「あっそうだめぐみん、突然で悪いんだが…」


「どうされました?改まって?」


「いやな、そいえばお前の故郷の話はしたけどまだ両親の事は話して無いなーと思ってな」


「あぁそういえばそうでしたね、それで?」


「こうして話て言うのにも限界ってもんがある、だから実際そこに行ってみないか?お前の故郷紅魔の里にさ」


「んー私の故郷ですか…それって私とカズマだけで行くんですか?」


「いやまだそこまでは決めて無いが、けど最近テレポートを使えるようになったゆんゆんを連れてくつもりだぞ」


「ほほぅ、あのぼっち娘なんかを…」


「いやあくまで友達としてだぞ!?別にやましい意味は無いからな!?」


「私の胸と乳首を散々持て余したくせに何言ってんですかカズマは」


「ごめんなさい、ちゃんと反省してますので掘り返さないで下さい…」


「ふん、まぁいいです私の為に行こうと言ってくれてるんですしそれに何か思い出すかも知れませんしね、それでいつ頃行きますか?」


「えっあぁそうだな行くんなら早めに行きたいから明日にでも行こうと思う」


「ふむふむ、明日ですかそれなら早めに準備しないとですね」


「そうだな、あっそうだ一応あいつらにも行っておくか」


「アクアとダクネスにですか?」


「あぁいきなり俺とめぐみんがいなくなったらあいつら驚いて何やるか分からんからな今日の夜にでも言っておくよ」


「分かりました、それじゃカズマ今からちょっと出かけませんか?」


「え?俺も丁度出かけるつもりだったから良いけど何処に行くんだ?」


「また出かけるつもりだったのですか…アレですカズマが言っていた私が日課にしていた爆裂散歩というやつをしにいこうかと!」


「あぁあれか、良いぞけど爆裂魔法撃つとお前動けなくなるからそれは俺の方が終わってからな」


「ええぇー…」


「んなに落ち込むなよちゃんと帰りはおぶってやるからさ、あっそれとも撃った後魔力分けて1人で屋敷に帰るか?」


「カズマは本当鬼畜ですね!1人で屋敷まで歩いて帰るとか無理に決まってます!」


「それなら少し我慢しとけ、んじゃそろそろ抱き着くのをやめてくれ立てない」


「むぅ、分かりましたよ」


めぐみんは名残り惜しそうな顔をして抱き着くのをやめた、何故名残り惜しそうなのかは気になるがまぁそれは後で聞いておこう。


「おし、めぐみんそれじゃ出かけるぞ」


「はーい、あっカズマもし外で私にセクハラしたら分かりますよね?」


「分かってるつーの!一々言ってくんな!」


「ふふふ、これは仕返しですよ?さぁ行きましょ!」


仕返しという脅しをされた俺はめぐみんの後をついて行くようにめぐみんの部屋から出てそのまま屋敷を出て行きまた街へと向かうのだった





「それで?カズマが行きたい所とは何処なのです?」


「ん?あぁゆんゆんを誘いにちょっと宿にな」


「ふーん、あのぼっち娘のとこですか」


「あぁそうだよ、ていうかなんで今度は俺の腕に抱き着いてんだよ。周りの目が気になるからやめろ」


今街でゆんゆんが住んでる宿を向かってるのだが、そう俺の左腕にはめぐみんが抱き着いている。


こいつ記憶と一緒に色々とネジがぶっ飛んでるな。


前のめぐみんならここまで積極的にしなかったしな


「良いじゃないですか、たかだか腕に抱きつくくらいで」


「良くない!てか別に俺とお前はまだそういう関係じゃ…いててて!」


「ほう?やはりあの夜に言ったことは嘘と…まぁ私も寝てる隙にセクハラするような男とは付き合いたくは無いので別に良いですけど」


突然めぐみんが俺の腕を思いっきり締め付けてきた、ヤバいめぐみんの目がヤバい!てかこのままだと俺の腕が折れる!


「待て!落ち着けめぐみん!俺とお前はまだ恋人未満っていう関係でだな、だからこういう事をするのは早いというか!」


「はぁ、分かりましたよそういう事にしときます」


ほっ何とか助かったようだ、てかちょっとめぐみんの近くにいるの怖くなってきたんだけど…


「全くなんでこんな男を好きになったんでしょうか…きっと記憶があった頃の私が苦労したに違いありませんね」


「おい、何だその言い方俺が苦労させてるように聞こえるんだが」


「実際そうでしょう?隙あればセクハラし見も知らない女性の下着を剥ぎ挙げ句の果てに寝てる私にあんな事やこんな事まで…!」


「おいやめろ街中でそんな事を大声で言うんじゃねぇ!」


「ふっ」


こんちきしょー!こっちが何も言えないからって…!


何かもう記憶が戻るとかそんなの関係無く性格がだいぶ戻ってきてるぞこいつ…


「ふぅ、色々と鬱憤も晴れましたしほらカズマ早くゆんゆんの所に行きましょ?」


「鬱憤晴らしに俺を使うんじゃねぇよ…」


「そう言いますが私がされた事は本来こんな事じゃ済む問題では無いですからね?」


「うっ…それはそうだけども…」


「仕返しのつもりでやったんでしょうけど、それにしてはやり過ぎですよ?私じゃ無かったら確実に牢獄送りにされてたでしょう」


もはや何も言い返せ無くなった俺はめぐみんの話をただ淡々と聞いていた、もうやめて俺のライフをこれ以上削らないで!


「あっカズマさんにめぐみん、ここで何をしているの?」


おっ何という良いタイミングでゆんゆんが!


「おやいつもぼっちしてるゆんゆんでは」


「おう!ゆんゆん!実はなお前を探してたんだよ」


「え!?わ、私を探して!?」


「あぁそうだ、実は明日にでも」


「明日紅魔の里に行こうと思うのですが一緒にどうですかゆんゆん?」


めぐみんが割り込みながらゆんゆんを誘う、相変わらず何かゆんゆんに冷たいな


「え?え?紅魔の里に?私は良いけど…その…」


「何ですか行かないなら行かないで良いですよ」


「だから行くってば!、その何で私なんか誘おうと思ったのかなって!」


「あぁそれはな、ゆんゆんテレポート覚えてたろ?だからゆんゆんに紅魔の里までテレポートして貰おうかと思ってな」


「なるほど…そういう事でしたら任せてくださいね!」


どうやらゆんゆんも来てくれるみたいで良かった、とりあえず行きは何とかなるな


「では明日うちの屋敷まで来てください、さっカズマ早く行きましょう?」


めぐみんがそう言ってまた俺の左腕に抱き着いて来た


「め、めぐみん!?あああなたカズマさん腕に!?」


「ん?あぁ昨日の夜カズマに色々されましてね、その仕返しとしてこうやって抱き着いてるのですよ、ねぇカズマ?」


「は、はいめぐみんのおっしゃる通りです…」


「まさか…めぐみん記憶喪失なんてもんは嘘で…」


「それは本当ですよ?街の外でゆんゆんが言ってたでは無いですか何時もの私では無いと」


「うっ…そうは言ったけど…」


「けど何です?ゆんゆん?」


「うぅ…」


何この状況色々とまずいんですけど!とりあえずこのままめぐみんとゆんゆんを話しさせるのはマズイ!


「と、とりあえずゆんゆん明日朝一でうちに来てくれ!それじゃまたな!」


「あっカズマ!待ってください!」


「へ?あっはい!分かりました!」


ゆんゆんにそう言いって別れ俺の左腕にしがみ付いてるめぐみんを引きずりながら近場の爆裂スポットへと向かった





「ほれ着いたから、良い加減俺の腕から離れろ」


「何故そんなに嫌がるのですか、こんな美少女に抱き着かれるなんて普通ありえませんよ?」


「抱き着くんじゃなくてしがみ付いてるんだろうが、てかマジで腕が痛いんだよ」


「むぅ、そこまで強くはしてないのですが…まぁしょうがないですね、にしてもここかなり街から近い気がするのですが」


そう俺とめぐみんは街からほんの少し離れた草原に来ていた


正直この後色々と買いたい物があるのであまり街から離れるわけにはいかないのだ


「しょうがねぇだろ、後で買い物もしなきゃならんし。ほらさっさとあの大岩にでも撃って行くぞ」


「何でそんなに適当何ですか、まぁいいですけど」


めぐみんはそう言うと詠唱を始めた

ちなみに今は杖は持ってきてない、買い物するから杖は屋敷に置いてきて貰ったのだ。


杖を持ってない状態じゃ威力は半減するみたいだが今のめぐみんに杖無しの状態で爆裂魔法を撃たせるとどれくらいになるのだろうか…。


「では、いきますよ!『エクスプロージョン!!』」


詠唱を終えためぐみんは狙いの大岩に目掛けて爆裂魔法を放った


的にされた大岩は勢い良く破壊されるがクレーターが何時もよりかなり小さい、大体4mくらいか?


普段なら杖無しでも5mくらいは超えてそうだがまぁ今の状態のめぐみんじゃしょうがないな

まだ本調子じゃないしついでに集中するので精一杯なんだろうな


とりあえず爆裂魔法を撃ち終わって地面に寝そべってるめぐみんに点数を付けてやった


「ん〜爆風は普段より弱く威力は杖が無いのでしょうがないが、本調子じゃない分まぁこれは点数を付けるとしたら49点だな」


「49点ですか…まぁ私的にもそれくらいが妥当だと思います。魔力を込めるのに精一杯でまともに集中なんて出来てませんでしたし」


「そうかい、でも爆裂魔法を思い出してまだ2回目だ、きっとこれから色々思い出して今までの感だって思い出せるさ」


「そうですね、あっこの日課カズマが毎回私の爆裂魔法に点数を付けるんですか?」


「そうだよ、俺は何度もお前の爆裂魔法を見てきた。だからお前が本調子じゃないのもすぐ分かるんだよ」


「なるほど、ではまた次もお願いしますね♪あっおんぶお願いします」


「暇があればな、それとおんぶはしないほれ『ドレインタッチ』」


「ひゃ!?ちょカズマどこ触ってんですか!?」


「何処って首節だけど?ゆしこれくらい送れば良いだろ」


「全くカズマは…隙があればセクハラを…」


「うっせ、んじゃめぐみん復活したんだし早速買い物に付き合って貰うからな?」


「ええぇ…」


俺は嫌がるめぐみんを連れてまた街へと戻り買い物しに行くのだった

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