　最近の現場であった事ですが、

　早い話がプログラマーを挟まずに企画とデザイナーだけで事を進める。

　昔からあるにはあるのです。

　プログラマーを挟んでも全然関係ない人だったり。

　打ち合わせには全く呼ばれず、決まった事だけを伝えられる。

　これでは問題がある、と伝えるのですが。

「～はできると言ってましたよ」

　じゃあそいつにやってもらえや。

「忙しくてできません」

　オレも暇はない。

　結局こっちが言っている問題というのは、

　これでは調整ができない。

　ちゃんと動かない時にどこに問題があるのかを全部こっちで調べて捌かないといけない。

　それだけの余裕がこっちに無いですよ、という事。

　そんな事は割と珍しくないので、今の現場ではある程度改善されていたのですが、

　今回の担当者が上から降りて来たような人でその手順をよく知らずにやっていた。

　他でやっている事と同じ事なら新規実装の工数を使わずにできる、とそれ自体に間違いはないのですが、

　デザインデータが来るのでそれを実装してたら、

「こっちで見ているものと結果が違う。これと同じようになるようにしてほしい」

　それ全然違うものですよ。

　なぜそれと同じ物を作ろうとして違う素材を用意してくるのか。

　そのシステムを使うのなら全然違う実装になります。

　要するにパッと作り変えられるものではない。

　買えるなら作業工数が必要。

　しかしその時間が無い。

　じゃあ伸ばすしかないが、その遅れはだれの責任になるのか。

　当たり前ですが、事前にちゃんと調べずに進めた方が悪い。

「違う物だとは知りませんでした」

　知らないのに進めたのが原因でしょ。

　勝手に進めるのは構わないのですが、それなら完全な物を用意できないと意味がない。

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