濃厚設定を解説したものを公募に出すと
落ちる、というのを前回書きましたが、
これは下読みを名乗る方がネット上に「こういうのはいいかげんにしてほしい」と書き込んでいたものです。
とても上に回せるものではない、と明言していました。
主に専門知識を取り上げて、それを解説しているものです。
「仮にも素人が、大先生に対して物を教えてやろうという態度がどういうつもりなのか」
と割と誇張無しで上文まんまな事が書いてありました。
当たり前ですが専門知識の解説は読んでくれる読者に対してやっているものでアンタじゃない。
誰かも知らない大先生でもない。
ここでするべきなのは、その解説を読んでいくに当たってストレス無く読み進められるための工夫がしてあるか、とか。
興味を持たせるようにうまく引き込めているか、とか。
物語の展開に合わせて無駄無理なく解説を入れられているのか、とか。
またはその解説が間違っているぞ、などそういう事です。
それができていないからただの解説書になってしまっている――、
解説が間違っているよ。解説として成立していない――、
僕は素人だけど読んでサッパリ意味が分からなかった――、
とかなら評価としては正しいと思うのですね。
解説が多い事自体は不備ではない。
そういうの好きな人もいますからね。
さすがに評価に冒頭のような事を書いて返す事はないでしょうけれど。
少なからずそう考えてそういう評価をして、それで落とす人が公募に混ざっている事は事実なのです。
万人受け出ない、と言ってしまえばそうなので、それは仕方ない。
しかし応募要項で禁止されていないんだから、下読みはそれを読んで判断する義務があるのだからしっかりやりなさい。
そういう意味では読者が評するシステムは、役に立っているのでしょうね。
もちろんデメリットもあるのですけれど。
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