一概にロボットを用いた戦いといっても、御作品にありますような戦闘競技という形もあるのだなと驚きました。新たな発見をありがとうございます。

どうしてもロボットが出て来るというと、『ガンダム』や『エヴァ』のようなものを想像してしまいがちなのですが、御作品は職人、技術者達の物語でもあるのかなと思いました。戦闘競技のシーンだけではなく、オトに動きを覚えさせるシーン等も丁寧に描写されており、ものづくりの裏側を見学させてもらったようなリアルさがありました。

以前頂きましたコメントにて、こちらの作品を執筆されたのが20年近く前と拝見し、当時のロボット技術がどれ程のものだったのかはお恥ずかしながら知識が浅く分かりませんが、当時の技術を深く調べられた上で、更に未来的、将来的にそれがどう発展していくのかをお考えになられて書かれたのかと思うと、その先進的な想像力、発想力には本当に感服致します。

そして13話のお話が個人的にとても好きです。
辰巳の視点で描かれる彼の心情と、モノノベの過去。二人の関係性がより生々しく感じられました。全編通し、鹿角印可様はキャラクターの対比、心理描写が真に迫っていてとても巧みだなと思いました。

長文失礼致しました。また物語、ロボット技術等について検討違いのコメントをしていましたら、大変申し訳ございません。
私自身がここまでの作品を書けるかどうかは分かりませんが、少しでも参考にさせて頂き、精進していきたいと思います。
素晴らしい作品を拝読させて頂き、ありがとうございます。