七話、この世界はどんな風になっているのだろうが
そうしてその日はゴボルトの村に泊めてもらい。そうして翌日にはゴボルトの近くになる龍脈を開いたのであった。ついでに味は桜あんでありどんな違いがあるのかと疑問に思いつつゴボルトたちは山中の行動を見て魔王様扱いになったのである。すでにこの扱いのなれておりうまく利用したのであった。こちらに取り込んだのももちろんだがなんとゴボルトたちはこの大きな島と言うより小さい大陸の全体地図を持っていたのである。山中はゴボルトたちに見せてもらうことにしたのである。
正直、この辺は龍脈が閉ざされていたためか国を作るには最適な場所であったが・・・まあ、大地が枯れていたためにほかの勢力は誰も手を付けていなかった。山中は正直にラッキーだと思ったのである。今の状況でほかの勢力が介入されると厄介以外ない。それよりも今いるのが南の方だが北の方に魔族の国があるみたいだができることなら仲良くしたいところだがそれ以外にも人間の王国が一つに帝国が一つで三国志状態であった。
このあたりの現状が分かったことは山中にとってよかった。そうしてこれからの方針を固めたのであった。
それはこの辺をすべて統一し新たな魔族たちが治める国を建国すること。その後は仲良くできる国はすべて仲良くし拒否や侵攻する国は徹底的に滅ぼす。まあ、今は国を作らないとこちらがつぶされるだけど。そんなことを考え翌日にも今度はリザードマンたちがいる沼地に向かうのであった。もちろんゴボルトたちも加わって大分賑わってきたのである。
「エルフの姉ちゃん、かわいいじゃないか。俺たちと一緒に来ない。」
「や、やめてください。私には心が決めた相手が・・・。」
「大丈夫ですか、シナリさん。それ以上手を出すならチャコが許し・・・ごめんなさいセリフを忘れました。」
「いいや、いいよ。なかなかリアクションはよかったから。今度は成功させるぞ。そしてさらに噛ませ犬臭を出すぞ、お前たち。」
ごめんなさい、賑わいを超えて何が演義を始めようとしています。どうしてこの者たちは・・・呆れて何も言えなくなりそのままにしてリザードマンのところに向かうのであった。それから二日後にリザードマンたちがいる沼地に到着したのである。だが、そこに到着した山中は何とも言えない嫌な予感が襲ってきたのであった。そしてその嫌な予感はすぐに的中するのである。
「何者か我々の沼地に侵入した。やることはただ一つ、奴らを一匹残らず殲滅だ。為すべきことはもただ一つ・・・地獄を作れ。」
どこかで聞いたことがあるようなセリフを出しながら戦闘を開始しようとしたのである。それを応えるような感じで
「チャコは・・・あのトカゲを今日の夕食しますね、ご主人様。ご主人様に逆らう時点で生きている価値はない。」
「ま、まさか。戦い終えた後には私はエロい目に合うのだな。そんな、そんなことは最高の展開ではないか。そうだ、リザードマンたち。命を懸けて我々を倒して私を犯して見せろ。」
「生意気な、リザードマンたちですな、兄貴いっちょしめてやりましょうぜ。」
「お前たちは自分の想いを純粋に出しすぎだろー。相手がドン引きして戦闘をする前から立ち止まったよ、お前たちのせいで。」
このあまりにも個性な仲間たちで突っ込み役に回っている山中であった。だが、相手が少し止まってから時間が経ったのである。山中はどうしたのであろうかと考えたのであった。出来ることなら和解になると良いだけどなと考えながら狂犬みたいになっているチャコを止めながら思うのであった。そうしたら
「あ、あれは伝説の狂狼ではないか・・・勝てるはずがない逃げるだー。」
リザードマンたちが一斉に逃げ出したのである。ついでにゴボルトたちは俺たちよりも噛ませ犬臭を出しているだと絶望していた。山中は別にどうでもいいだろうがと思っていた。そんなことを考えていたらつい力を抜けてチャコがリザードマンたちに走り出したのであった。向こうの対応は
「お助けください、お助けください。狂狼様。」
「やめろ!死にたくない、死にたくない、死にたくないーー。」
「罠だ、これは罠だ。これはリザードマンの俺たちを落としえる罠だ。相手が狂狼様だったなんておかしいじゃないか。それが罠だという証拠。」
いろいろとやばいセリフを言うリザードマンたちだが助けに行くことにしたのであった。もちろん一番大変だったのはチャコの世話だったということは言うまでもない。
そうしてリザードマンたちも仲間になるという約束してくれたのである。ついでに近くにある龍脈を直すことにしたのである。今回の味は粒あんであった。だから何の意味があるだよと感じながらも直したのである。
それよりもチャコを見て何か言っていることに気になりリザードマンたちに問いただしてみたのである。そうしたら出てきた答えは神話上の話で狂気をまとった犬みたいな獣人で多くの命を楽しそうに奪い。天まで死体が上りつとめたとも言われており神話上でも恐怖の対象されている。だが、神々が力を合わせて滅ぼしたとも魂だけが逃げたとも言われている。そうして目の前にいるチャコがものすごい似ているというのである。
正直、チャコが何者であろうが山中は気にすることはなかったがほかの者は衝撃を与えたみたいであった。ここは話を変えたほうが良いと思いリザードマンたちにあることを聞いてみることした。
「リザードマンたちよ、大悪魔のシューガの話を知っているか。」
リザードマンたちはもちろんゴボルトやエロいことばかり考えているエルフたちも知っているみたいであり神話でも一位、二位を争う極悪な悪魔でありすべての種族はすべてこの悪魔を憎んでいた。闇を大きくした最大の悪魔。だが、最期は滅びたと伝えられているらしい。
山中はそうかと言ってからこのチャコはそのシューガの被害者であり。このような狂気をまとっているのはすべてシューガがしたと言うのであった。天から降りてきたことを信じるエルフや力を持っている魔王だと思っているゴボルトたちは山中の言葉に信じリザードマンたちも自分らの知識を整理してそうしたらチャコ以外全員、納得したのであった。
それからリザードマンたちと和解もして仲良くできたのはいいがネタ要員が増えたせいで山中の苦労が増えたことは言うまでもない。そろそろ常識人がほしいなと思う山中であった。
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