3章 魅せろ! 新たに開幕、天上天下ユイちゃんが独尊カップ


「甘泉(あまいずみ)先生! 今年の私の学級! とっても良い感じなんです!」


 上機嫌で、一年ババロア組担任の甘泉 遊汝沙(ゆいさ)に話しかけたのは、美甘 邑依菜であった。


「へー! 美甘先生のクラスはそんなに良いクラスに当たったんですか?」


「えへへ……それはもう……かつてないほどに逸材が集まっていて、まさに多士済々、桃李満門って感じです!」


 人差し指を鼻の下に当てながら、誇らしげに美甘先生は一年エクレア組の生徒について語る。


「それはぜひ一度その逸材と言われるエクレア組の生徒たちを見てみたいですね! だけど、美甘先生……うちのババロア組も負けてないですよ!」


 甘泉 遊汝沙は美甘先生に対して対抗心をあらわにして、こう続けた。


「――なんてったって、男子生徒が入ってきたんですから!」



 この『唯岳学園』は《ユイマイルワールド》にある。それ故、必然的に名前に『ユイ』を持つ生徒しか入学することが出来ない。一般に『ユイ』が名前につくのは女子の方が圧倒的に多く、ここ数年『ユイ』という名前は女の子の名前ランキングではトップテンに入るくらいのメジャーでポピュラーな名前だ。だからこそ、この世界ではほとんどの生徒が女生徒であり、男子生徒は限りなくゼロに近い。このような理由からこの《ユイマイルワールド》では、男子というだけで重宝され、期待されるきらいがあるということは否めない。


 だが、一年ババロア組の男子生徒はその類ではなく、圧倒的なカリスマ性、突出した実力、抜群の才能という、確固たるリーダーとしての素質を持ち合わせた生徒であり、この生徒が後にエクレア組の脅威となることを、まだだれも知らないのであった……



「夕影君……どう、かな……」

「惟斗! 私が一番かわいいよな!」

「夕影さんは私を選ぶに決まっています……」

「惟斗君……分かってるわよね?」

「夕影……」

 天彩、彈野原、牧ノ矢、我舞谷、ユルゲンスが夕影に秋波を送る。

「ちょ、ちょっと待ってくれ! もう少し時間を!」

「「「「ダメー!」」」」

そう言われ、夕影は五人の少女に押し倒された。




――時は一時間前に遡る。


「はーい、みなさん! おはようございます! 突然ですが、みなさんには『アイドル』になってもらいます!」


 美甘先生が出し抜けにクラスの皆に告げる。あまりにも荒唐無稽な話だったため、皆は唖然としていた。


「それって、歌って踊る……あの、『アイドル』ですか?」


 牧ノ矢が皆の心を代弁するように質問する。


「うーん……歌って、踊ってだけじゃなくって……」


 一呼吸置いて美甘先生は言った。


「――『戦うアイドル』かな!」


 《天上天下ユイちゃんが独尊カップ》、通称ユイちゃん杯。それは、クラス対抗の《アイドル戦争》と言い換えることが出来る。クラスの数人でアイドルユニットを組み、歌って踊りながら、「戦う」。二クラス同時にステージの設営を行い、対戦相手のクラスのステージに《克巧力》を使って攻撃を行いつつ、自分たちのクラスのステージを守るという攻守一体の競技である。ステージに上らない者はステージのアイドルを守りつつ、他クラスのアイドルへの攻撃を行う。ステージ上のアイドルは他クラスの攻撃を受けながらも、最後まで歌い続けることが求められる。ステージ上のアイドルが演技不能となった場合はその時点で試合終了となり、両クラスとも最後まで歌いきることが出来れば、厳正なる審査の上、勝敗が決する。



「要はアレだろ? 相手のステージをぶっ潰せば終わりってことだろ?」


 彈野原がいけしゃあしゃあとして言ったのをすかさず我舞谷が否定する。


「この競技はそんな簡単なもんじゃないでしょ。攻守のバランス、アイドルのユニット編成、《克巧力》をどこでどう使うのかってことを色々考えないとこの勝負は勝てない。単純そうに見えて良く考えられている……」


「我舞谷さん、解説ありがとうございます」


「別に、そんなつもりで言ったわけじゃないわ。彈野原さんの意見に一言いいたかっただけだから」


 水会が我舞谷に礼をするも、我舞谷は眉ひとつ動かさず水会に返答する。字面だけをみるといかにもツンデレ風に見えてしまうが、決してそうではない。我舞谷はそのような語調で言ったのではない。あくまで棒読みだった。


「で、この競技に意味はあるの? っていててて……」


 無相が無骨にこの競技の意義について問おうとしたところをユルゲンスが頬をつねってやめさせる。


「無相! この競技を行う意味など言わずとも、一つに決まっているだろう!」


「……ユイドラシル、だね」


 天彩がぼそりとつぶやきながら夕影の方に視線を向ける。


――俺は……どうすれば……


 数分の潜思の後、夕影はある結論に到達する。


「決めた! この一年エクレア組は、この《天上天下ユイちゃんが独尊カップ》に出場し、優勝してみせる!」


 夕影は意気揚々と押っ立ち、必死に学級委員長らしいところをみせようとした。


「お! いいねー夕影君! この勢いのあるうちに一つ頼みたいんだけど、いいかな?」


 美甘先生は夕影が波に乗っているところを見計らって依頼する。


「良いですよ! 俺に出来ることなら……」


 それは一種の気の迷いだったのかもしれない。あるいはお決まりのパターンで、どう足掻いたって、この展開は約束されていたのかもしれない。夕影は美甘先生の要望に応えようとした。それが、今回の一年エクレア組の方針を良くも悪くも決定してしまった。


「夕影君……プロデューサーになってくれない?」


「!?」


 こうして、夕影 惟斗はこの一年エクレア組の学級委員長兼プロデューサーということになった。





「いったーい!」


 五人の少女によって教室の外に押し倒された夕影は、クラスの外を歩く少女とぶつかる。


「ごめんなさい!」


 反射的に謝罪する夕影、そしてやりすぎたことに気がつく五人。


「なんなのあなた達! まったく、この私を誰だと思っているの!」


 そう言ってエリーティズム全開の発言をした少女は夕影たちを侮蔑の眼差しで突き刺した。


「女鹿舘(めがたち)さん! そんな人たち放っておきましょう! 私たちにはやらないといけないことがあるんだから」


 女鹿舘という少女を一緒にいた少女がなだめる。その時夕影はこの女鹿舘という少女からなにか得体のしれないおぞましい空気を感じ取った。


「そうね、こんな人たち放っておきましょう」


 颯爽と二人は廊下の向こうに消えていった。その姿を夕影たちはただ見ていることしか出来なかった。


「さっきの人たちは誰だったんでしょうね?」


「さあ、他のクラスの情報ってのはほとんど入ってこないわけだから私たちがいくら考えたって時間の無駄よ」


 牧ノ矢と我舞谷が先の人物について考えているのを遮るようにして声が割り込む。


「そ・れ・よ・り! 夕影プロデューサーは誰をアイドルとして舞台に立たせるつもりなのかな?」


 天彩が話題を戻し、夕影を追い詰める。夕影はその勢いに圧倒され、すっかり辟易してしまった。


「そうだ! 惟斗は誰推しなんだよ!」


「ふふ……夕影は巨乳好きとみた!」


 ユルゲンスはこれでもかと言わんばかりに、夕影にそのふくよかな胸部をすりつけてきた。ユルゲンスの煌めく金色の髪からほんのりとシャンプーの香りが漂ってきて、夕影はその蠱惑的な芳香に魅了される。


「あ! 抜け駆けはずるいぞ! ユイアーネ!」


 そう言って彈野原もユルゲンスに負けずに夕影に迫り寄る。夕影は二人の胸にすっかりと埋もれてしまい、呼吸もままならない状況となった。


「た……たすけ……て」


 夕影の必死の救助要請も二人のダイナマイトボディの前では無に帰す結果となり、夕影は完全に身動きが取れなくなっていた。


「まったく、さすがハーレムプロデューサーね。ふたつのおっぱいに囲まれてさぞご満悦なんでしょう」


 牧ノ矢が夕影のラッキースケベ展開を揶揄するとともに冷やかな眼差しを容赦なく夕影の方に向ける。


「ちょっと夕影君! 大丈夫!」


 天彩が夕影の救出に向かおうとした、その瞬間……


「明日! 一年エクレア組! アイドル選抜オーディションを行う!」


 夕影は威勢よくそして、声高らかに言った。これが仮に普通の状況であれば多少の威厳は保てたものの、残念ながら夕影は彈野原とユルゲンスの胸の間から顔を出して言っていた。


「ゆ……夕影君……」


 苦笑する天彩、したり顔の夕影。そして、一年エクレア組の生徒はこの宣言を耳にした後、各々が自分磨きに没頭することとなった。


「《中心空虚》(ドーナッツリング)!」


 ユルゲンスは巨大な輪を発生させ、その輪の直径を徐々に小さくしている。どうやら相手を拘束する技の練習を行っているようで、その微調整に苦心している様子だ。その脇では、彈野原が、


「《黒烈激流波》(チョコレートフォンデュ)!」


 豪快にブラックホールのような黒流を生み出し、その場にある何もかもを呑み込む勢いで《克巧力》を放出している。辺りを見回してみるとユルゲンスや彈野原だけでなく、他の皆も各々で技の洗練に精を出していた。具体的な目標を与えられた一年エクレア組の生徒たちは水を得た魚のように生き生きと輝いていて、皆アイドル選抜オーディションを意識しているのが伝わってきた。


と、ここで夕影が教室の異変に気がつく。


「あ、あれは……?」


 教室の隅で何かが蠕動を繰り返している――それもかなり大きい何かが。おそるおそる夕影はその謎の何かに近づいてみると……


「しましま……」


夕影の前には白と水色の爽やかなストライプ柄のパンツが見えた。夕影がさらに歩を進めようとすると……


「ひ、ひゃうっ!」


 夕影の到来に声をあげたのは水会だった。今にも泣きそうな目でこちらを見ている。


「水会……こんなところで何やってんだ?」


「なんだか良いアイデアが全く浮かばなくって……ここにいると落ち着くんです……」


 パンツをこちらに向けたまま、水会は力なく言った。どうやら、いい案が浮かばなくて懊悩しているらしい。


「そんなに心配しなくたって審査員は俺だぜ、なにも緊張することなんてない。精いっぱい、思うようにやればいいさ。別に、落ちたら何かあるってわけでもないし、ほんとに気楽にやれば良いと思うぜ」


「い、いやでもッ……」


「ん?」


「い、いや……なんでもないです……」


水会は何かを言いかけてやめた。そしてこう続けた。


「そ、そうですよね……がんばってみます!」


 力こぶを出すしぐさをしながら水会は元気よく言った。曇っていた水会の表情が安堵の表情へと変わったのが夕影には分かった。そして、なんとなく、水会から目に見えない力を感じた。



 そして迎えたオーディション当日。


「はーい! これから一年エクレア組、アイドル選抜オーディションを行いまーす!」


 美甘先生が威勢よく開会宣言をして、オーディションはスタートした。


「ルールは簡単! 三分の持ち時間を使ってプロデューサーである夕影君に思いっきりアピールすること! そんだけでーす!」


 大雑把すぎるルール説明ではあるが、あながち、というかほぼ間違っていなかったので夕影は訂正しなかった。このオーディションはあくまで夕影の独断と偏見によるもので、夕影のハート射とめたものこそが選ばれる、ただそれだけなのだ。


「早速いってみよー! エントリーナンバー一番! 天彩 心結さん!」


 ――いきなり登場、大本命、天彩心結。


「よろしくお願いしまーす!」


 ワンピースはビビッドカラーの赤チェック、不釣り合いにまでに大きな黄色のリボンに純白の膝丈スカートをひらひらとなびかせながら天彩が夕影の前に姿を現した。その姿はまるでテレビで見るようなアイドルそのもので、夕影は天彩に思わず握手を求めそうになった。夕影は、学校では決して見れない天彩の姿を見ることができて自分はなんてラッキーなんだろうと思った。そして、一瞬のうちに審査ということを放棄し、その神秘的な美しさにため息を漏らした。


――そう、天彩は既に夕影の心を射抜いていた。


「夕影プロデューサー! 夕影プロデューサー! どうか、戻ってきてくださーい」


 夕影が呆然としたままでいるのを見かねた美甘先生が夕影の肩を必死に揺らし、夕影を正気に戻した。


「はっ! 俺としたことが、いけない、いけない……俺はただ、天彩を審査するだけなんだ。天彩を審査、天彩を審査、天彩を審査、天彩は可愛い、可愛い天彩……いや違う、天彩を審査するんだ。審査するだけ、落ち着け、落ち着け、俺……」


 天彩に告白した時のように夕影は動揺していた。まさかこんなにドキドキさせられる展開になるなんて思いもしなかった。確かに、少し考えてみれば分かることだった。

 いくら、夕影ハーレムなんだの言われても、俺は天彩のことが好きなんだ、天彩のことが好きで好きでたまらない――この気持ちに偽りなんて無い。俺はそんじょそこらの何人ものヒロインを前にしてうろたえるような、典型的な優柔不断ボーイとは違うんだ。だからこそ、このオーディションは出来レースだ。最初から俺が選ぶ人間は決まっている――こんな決め方で決めてしまうのは忍びないし、俺に選ばれようとして色々策を巡らしていた皆に申し訳ない。



 夕影はこのオーディションの審査員を正式に降りることを決意した。



――だが、そんな夕影の意志は無意味だった。


 なぜなら期せずしてこのアイドル選抜オーディションはここで終了することになったからだ。


――ガララララ。


 突如、教室の扉が強引に開かれる音が聞こえた。


「ふふふ……やっぱり惟斗だったんだね。一年エクレア組に夕影って男子生徒がいるって聞いて、まさかと思ってつい教室を飛び出して来ちゃったよ……」


 夕影は聞き覚えのある声に戦慄した。


――まさか、こんなことって……


「お前……まさか、光樂(みつらく)か! 光樂なのか!」


 夕影はかつての友の名を呼んだ。


「やったあ! 僕の名前を覚えてくれてたんだね! 久しぶり惟斗! 元気にしてた? 惟斗と会うのは、小学校以来かな? まさかのまさか、こんなところで会えるなんてほんと偶然でびっくりしちゃった。やっぱり人生って何が起こるか分かんないもんだね。感動の再会。久闊を叙するっていうのかな? って……そんなに怖い顔しないでよ。わかってるって、惟斗にとってはこんな縁は悪縁で、今すぐにでも断ち切ってしまいたい関係なんだよね?」


「惟斗にとって僕は一番の天敵だから」


「忌み嫌うべき存在だから」


「不倶戴天の友だから」


 光樂はへらへらと不敵な笑みを浮かべながら続けた。



「――それでも僕たちは幼馴染じゃないか」



 夕影と光樂の関係は端的に言えば、幼馴染だ。それ以上でもそれ以下でもない、普通の幼馴染――ただ、光樂はよくいる普通の美少女幼馴染なんかじゃなくって……

「幽絲(ゆいと)、なんだそのいかにも悪役、いかにも主人公の対人物的な話し方は……俺たちそんなに仲悪かったっけ?」


「え、今、ゆいとって……え? え?」


 夕影の幼馴染、光樂幽絲(みつらくゆいと)は『男の娘』だった――見た目は美少女だが中身は正真正銘の男性である。だが、一年エクレア組のクラスメイトには目の前にいる女の子の恰好をした人物が男性だとは思えないようで、周りは皆困惑気味だった。


「えへへ。ダブル主人公、狙っちゃってますから。さあ、ここから僕たちの物語を始めよう! 惟斗となら、どこまでも飛んでいける! そんな気がするんだ……」


「飛んでいくってどこにだよ。ってか女装少年が主人公になれるわけねーんだよ。いい加減そのキモい趣味はやめろって言ってるだろ……まったく、小学生のころから変わんねーな」


「キモい趣味とは心外だなあ……僕は真面目にの男の娘になろうとしてるんだからねッ! ほら、惟斗、みて! パンツ!」


 全く恥じらうことなく光樂はそのスカートをまくしあげて純白のパンツ、男子用のものではないショーツというものを曝した。


「男の娘ってのはもっとこう……恥じらいを持って、おしとやかに慎ましくって感じですよ!」


 そこに間髪いれずに横から無相有意味が難詰してきた。


「ちっちっち、そんなの誰が決めたのさ。男の娘が恥じらいながらもじもじするただの女顔の中世的な男性だけのことを指すと思ったら大間違いだよ。僕に言わせれば、そんなのはただの『か弱い男の子』だよ、『男の娘』とは程遠い存在であると言ってもいいね! 可愛く見せるための努力をしてこそ『娘』と呼ばれるのであって、断じてただの軟弱な男子のことを僕は『男の娘』だとは思わない。男の娘の認識が徐々に一般の人にも広まってきてる今こそ! 立ち上がれ、男の娘! 男の娘最高! 全世界にあまねく男の娘に幸あれ!」


 光樂は右手を天高く突き上げながら、全世界の女装男子にエールを送っていた。


「まさか、お前もこのへんてこな世界にいたなんてな。偶然って恐ろしいな……ってかパンツなんて見せつけられても俺はお前になびくことなんてないからな!」


 夕影はそう言いながら久しぶりの友人との再会を喜んでいた。まさかこんなところで会うなんて思いもしなかった。本当に人生は何が起こるか分からないものだなんて考えていた。


「ちぇっ……惟斗のいじわるー! じゃあ、僕は惟斗の敵になっちゃおうかなー!」


 ほっぺたをいじらしく膨らませて光樂は言った。どこからどう見てもこれが男だとは思えない。


「ああ、別に構わないぜ。今さらお前なんて怖くねーよ。どこからでもかかってきやがれ」


「あー言ったなー! じゃあ、本当に敵になっちゃうんだからねー! ってことでほい! 僕はセンターだから、惟斗も必ずセンターね!」


 光樂が手渡してきたのは、一枚の紙。そこには、はっきりとこう書かれていた。


『一年エクレア組×一年ババロア組』


「おい、これってどういう……」


「みたらわかるでしょ! 僕は一年ババロア組だからッ! じゃーねー!」


 紛れもなく《天上天下ユイちゃんが独尊カップ》のマッチングリストだった。光樂は夕影にそれを渡してさっさと教室から姿を消した。


「おい、おい、おい……」


 夕影はどうコメントして良いのか分からずにただただたじろぐのみだった。


 一年ババロア組の男子生徒とは、光樂幽絲のことであった。圧倒的なカリスマ性、突出した実力、抜群の才能という、確固たるリーダーとしての素質を持ち合わせた生徒光樂。夕影たちはこの光樂率いる一年ババロア組と対峙し、勝利しなければならない。夕影がこれからどうなるのか、それを知る者は誰もいない。

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