第171話 翠色の海と森。そしてモテ期の到来。俺が吹き荒れる恋の嵐に翻弄されること。

 ――――…………ナタリーと一緒にいるのは好きだ。


 彼女と共力場を編むのは、もう本当に簡単なことだった。

 目を合わせて、少しだけ心を寄せる。

 信頼し合えているんだって、こんな時なのに、こんな時だからこそ、嬉しくなった。


 彼女の力場はいつだって美しい、エメラルド色の温かな海。

 俺はその中を漂う一匹の魚であり、一粒の泡沫であった。強くなだらかな波に揺られて、俺はとろけるように次々と姿を変えていく。

 形を変える毎に、彼女の力場を揺らす波のうねりが全身に染み渡った。


 耳を澄ますと、あの歌が聞こえてくる。

 彼女の奥底に眠る心が紡ぐ、永く美しい、魂の歌…………。


 ――――ppp-p-pppn……

 ――――rrr-n-rrr-n……

 ――――tu-tu-tu-n……


 俺は一節だけ共に口ずさんで、ナタリーに語りかけた。

 正確には、戦っている彼女の共力場そのものに囁きかけた。


 ――――調子が良さそうだね。

 ――――…………扉を開かなくても、何とかなりそうにすら見える。


 実際、俺や花売りの姉妹を守りながらであるにも関わらず、ナタリーは本当によく戦っていた。


 狭い路地に密集してきた兵士達を景気良く殴りつけ、蹴り飛ばし、シャランと華麗にアクセサリーを掻き鳴らすナタリーの動きには、今までにないキレがあった。

 単なる格闘ともまた違う、見ていて心躍る気迫が所作の端々に宿っている。

 まるで「水先人」の命そのものが舞っているような、不思議な光景に見惚れずにいられなかった。


 ナタリーは俺の呟きに、何てことない調子で答えた。


「そう? タリスカのオジサンが修行…………って言っても一緒にいる間、普通に魔物と戦わされただけだけど…………つけてくれたんだけど、そのおかげかなぁ?

 まぁ、確かに多少はタフになったよ!」


 ナタリーは一人の兵士の槍の一撃を躱した拍子に柄を掴んで相手を捻り上げ、素早く足払いをかけて相手の武器を奪い取った。

 そのまま軽やかに槍をしならせて周りの兵士を薙ぎ払う。

 彼女は凛々しく槍を構え、言葉を続けた。


「でも、魔術師達はこれだけじゃダメ! やっぱりアナタの力が必要だよ!」


 ――――ああ、わかった!


 俺は強く頷き、彼女の力場により深く集中した。


 ぐ、と肌に重い水圧が掛かる。

 俺は息を止めないように、目を瞑らないように、外へ注意を向けたまま、意識の境目を辿るように潜っていった。

 頭の芯を氷みたいに冷やして、扉を探す。



 ――――…………ジューダム兵達の詠唱が、魂の歌に重なって細々と聞こえてきた。


 伝わってくる不快感はナタリーの翠の海のおかげで、大分和らいでいた。

 これなら、落ち着いてジューダムの魔術師達の力の流れを捉えられる。


 随分と大勢が唱えているように思えた詠唱も、よくよく聞いてみればほんの幾人かの声に何重ものエコーがかかっているに過ぎなかった。輪唱している魔術師達の声が重なって響き合い、見せかけの広がりを持たせている。


 彼らの力場が膨らませる漠然とした浮遊感の奥には、さっきと同じく幾千万もの虚ろな手足が蠢いていた。決して「見えている」わけではないのに、その存在を感じるだけで、何とも名状し難い底知れない不安に駆られる。


 そしてその不安はたちまち魔術師達の声調子に反映され、彼らの破壊行為に拍車をかけた。


 ――――…………いけない。


 俺は急いで感覚に蓋をし、無数の手足から距離を置いた。

 手足は魔術師の詠唱に合わせて、ゆっくりゆっくりと揺れている。

 あれが奴らの魔術の肝なのはわかるとしても、今は手の出しようが無い…………。


 そうこうするうちに、魔術師達の詠唱が一段と強く、荒々しくなった。

 わぁん、と声が暴力的に頭蓋に反響し、俺は堪らず意識を浮上させた。


「――――ッ!! ヤバッ!!」


 ナタリーが叫ぶ。

 彼女は咄嗟に手にしていた槍を放り捨て、すぐさまチェルとキリエを両腕に担ぎ上げて俺に怒鳴った。


「走って!!!」


 俺は言われるが早いか、彼女を追って全速力で駆け出した。

 俺達の頭上の建物がまたもや爆破され、雪崩れ落ちてくる。

 逃げそびれたジューダム兵の絶叫が街をつんざく。俺達は飛び散った瓦礫と砂煙を潜り抜け、間一髪で大通りへと逃れた。

 新たに集まってきた兵士達が通りの奥から、そして爆発を生き延びた兵士達が瓦礫の隙間から、執念深く俺達を追いかけてくる。



 ――――…………ジューダムの力場が、ぐにゃりと溶けたゴムのように歪んだ。


 詠唱の具合が打って変わって勇ましくなる。今度はまやかしではなく、本当に大勢の人間が唱えていた。


 規律正しい輪唱がますます威圧的に迫ってくる。


 ゆらゆらと揺れる手足がポツポツ、ヌルヌルと、意識のあちこちに生えてきた。心を埋め尽くさんばかりの不安が、大海原をさまよう大蛇の如く蠢いている。

 俺は恐怖で叫びだしそうなのをギリギリで堪え、ナタリーに呼びかけた。


 ――――ナタリー! レヴィを呼ぼう! 彼らの力場を探ってみたけど、扉が見つからない! これ以上ジューダム軍に侵略されるのはマズイ! 取り返しがつかなくなる!


 ナタリーは翠玉色の瞳をこちらへ向け、同じく念話で答えた。


 ――――でも…………レヴィを呼んだら、さすがに目立ち過ぎちゃう! アナタが館に近付けなくなるよ!


 俺は彼女を見つめ、それから彼女の腕の中で怯え竦んでいる姉妹へ目をやった。

 チェルもキリエも、行く末を憂うだけの余裕は無いらしい。2人ともジューダム兵に打たれた傷のせいで疲弊しきっていた。


 後ろを振り返ると、押し寄せてくるジューダム兵達の野牛のような視線が目に飛び込んでくる。

 俺はもう一度ナタリーの方を向き、言った。


 ――――だけど、他に手が無い!

 ――――…………っ、…………わかった! やろう!


 俺達はもう一度視線を交わし合い、姉妹を路地裏に匿って互いの力場に集中した。



 ――――…………俺は戦うナタリーの後ろで、豊かに広がる海へとダイブした。


 濁竜と戦った時みたいに、俺が彼女の代わりにレヴィを呼んでくる。

 あの時は歌で誘った。

 きっと今回も、いけるはずだ。


 俺は呼吸を整え、早速歌を紡いだ。


 ――――ppp-p-pppn……

 ――――rrr-n-rrr-n……

 ――――tu-tu-tu-n……


 答えは返ってこない。

 俺は不安に絡め取られそうな心を力づくで凪がせ、もう一度強い調子で繰り返した。


 ――――ppp-p-pppn……

 ――――rrr-n-rrr-n……

 ――――tu-tu-tu-n……


 歌は静かな海に吸い込まれて、跡形もなく消えていく。

 辛抱して待ったが、それでも何の応答も無かった。


 俺は辺りを睨み渡した。

 おかしい。レヴィの声どころか、気配すら感じられない。

 どうしてだ?

 アイツは一体、何をしている?


 もたついている間に、ジューダムの力場はどんどんと勢力を強めていった。

 心なしか、澄んでいた翠がうっすらとくすんだ灰色に濁ってきている。波が不自然に規律正しいリズムを刻み始め、詠唱の声が今までよりもハッキリと聞こえてきた。

 見間違いでなければ、水底で白い腕が揺れている。


 ナタリーに尋ねるべく彼女を見やると、彼女は身を転がして間一髪で敵の剣を躱したところだった。

 明らかに疲労が祟っている。彼女の動きは精彩を欠いていた。

 そう。俺が悩んでいる間も、彼女は独りで戦っているのだ。


 俺は彼女の無事を願いつつ、今一度レヴィに呼びかけた。



 ――――――――…………レヴィ!! どこだ!?


 俺の怒鳴り声は、くすんだ海原に虚しく響いた。

 俺は舌打ちし、さらに声を荒げた。


 ――――ナタリーが危ない!! 早く出て来てくれ!!

 あの子が死んじゃうかもしれないんだぞ!!


 依然として答えは返ってこない。

 仕方無く俺はまた歌を紡ごうとし、そこでふと戸惑った。


 …………。


 …………?


 思い出せない…………?


 そうよぎった途端に、急激に頭の中に混乱の渦が広がった。


 あれ?

 何でだ?

 どうしてだ?

 さっきまではちゃんとわかっていたのに。しっかり歌えたのに。

 今も記憶にはあるのに。

 どうやって歌っていたのか、いきなりわからなくなってしまった。

 思い出そうとすると旋律がバラバラになって、音が取っ散らかってしまう。


「…………――――っ」


 蹲って蒼褪める俺の傍へ、チェルが駆け寄ってきた。


「兄ちゃん!」


 彼女は小さな手を俺の背にそっと添え、尋ねた。


「どうしただ、兄ちゃん? たくさん魔法使って、気持ち悪くなっちゃっただか? こっち、一緒に逃げようよ。危ないだよ!」


 俺はギョロリと彼女を見返し、ボソリと答えた。


「大…………丈、夫…………。もう少し、待って…………て…………」


 困惑しているチェルを、キリエが大慌てで路地裏に引き戻す。


 俺はいよいようるさくなってきたジューダムの詠唱と波とに苛立ちつつ、何度も下手な歌を作っては試した。



 ――――f-ff-f-f…-n……

 ――――r-rr-rr-u……

 ――――ta-ta…ta-…n……



 ――――fu-fu-f-fn……

 ――――r-r-r-……

 ――――t-t-t-…ta-…n……



  ――――f-ff-f-f…-n……

 ――――r-rr-rr-u……

 ――――ta-ta…ta-…n…



 ――――…………、

 ――――…………、

 ――――…………、



 俺は地面に拳を叩きつけ、怒鳴った。


「――――…………ダメだ!!! わからない!!!」


 ナタリーが瞳を大きく見開いて振り返る。

 彼女は突き出された2本の槍をヒラリと宙返りして躱すと、そのまま後転を続けて俺の傍に立った。

 彼女は俺の肩を揺すり、言った。


「ミナセさん、落ち着いて! まだ私、平気ッスから! ゆっくりでいいスから!」

「でも…………歌えないんだ!! レヴィがちっとも見つからない!! 編んだ直後はわかったのに!! やっぱり俺じゃあ…………」


 追ってきた兵士がナタリーに向かってぐんと槍の矛先を伸ばす。

 ナタリーは俺を抱え、後方へ飛び退いた。


「――――ッ!!!」


 ナタリーの右腕を槍の刃が掠める。

 俺は血飛沫の熱を頬に感じ、叫んだ。


「ナタリー!!」

「平気!!」


 立て直す間もなく、他の兵士が追撃にかかる。

 ナタリーは俺を守ってどうにか攻撃をいなしながら何歩か後退したが、ついに俺と共に壁際に追い詰められてしまった。


「へっ、このクソアマがぁ…………っ!!」


 兵士たちの槍が無数に迫ってくる。

 その時、何の前触れもなくナタリーが俺へ覆いかぶさった。


「!? ナタ…………ッ」



 ――――…………、


 …………ほんの一瞬の出来事だった。


 ナタリーの唇が俺の唇に触れる。

 柔らかな感触と重なって、じわっとした暖かな潮の流れが俺を包み込んだ。


 今までにない熱い接吻が、あっという間に俺を蕩けさせる。

 汗ばんだ彼女の身体に宿った熱が俺ののぼせた体温と混じり合って、瑞々しく力場を彩った。


 彼女の豊潤な翠玉色が、木漏れ日に満ちた森のような深く濃い色味を帯びる。

 絶えず流れていた潮が、その瞬間、澄み渡ったそよ風に変わった。


 遥かな海の広がりを孕みながら、森は明るく温かく、優しくざわめく。

 俺は青々とした森の葉の囁きに耳を傾け、差し込む日に目を細めた。

 ナタリーもまた同じように、新たな緑と陽光に浸っていた。


 ナタリーの言葉が、魂に響いた。


 ――――アナタと会えて良かった…………。


 一面に広がった緑が風に遊ばれ、歌うようにさざめく。

 眩い日差しと茂った樹々の葉が手を取り合って、鮮やかに踊っている。

 俺を抱き締めるナタリーの胸の高鳴りが初々しくて、哀しいぐらい愛らしかった。


 ――――…………ミナセさん、大丈夫だよ。


 彼女の慰めに、俺はふいに目覚めた。



 ――――…………ああ。


 どうして今まで忘れていたのだろう。

 満たされてやっと、欠けていたことを思い出した。

 俺は今まで、大切なものを零してしまっていたらしい。

 彼女の熱が、失っていた感情を取り戻してくれた。


 じんわりと魂に色が馴染んでいく。


 ナタリーは真夏のようなキスを続けた。

 魂の歌が次第に俺の心にも響き始める。

 俺が自然と歌を口ずさんだ時、強い風が辺りに巻き起こり、彼の声が聞こえた。




 Oooo-n…………




 一陣の風が森を大きく震わせる。

 俺が唇を離そうとした寸前、ナタリーが自ら身を引いた。


 彼女の視線の先、青く透明な森の上空に、レヴィの巨体が悠然と翻っていた。

 ナタリーは驚きで翠玉色の瞳を零れそうなぐらい大きく輝かせていたが、やがてキッと凛々しく視線を定めると、毅然と言い放った。


 ――――…………行こう! まだ間に合う!


 ナタリーの勇敢な言葉に、俺とレヴィの声が完璧に重なった――――…………。



 レヴィの引き起こした風が、一瞬にして俺とナタリーをテッサロスタの街へと引き戻した。


 兵士達には、いきなり出現したレヴィに慄く暇すら無かったろう。

 彼らは突如宙に逆巻いた鮮緑色の大旋風に引き裂かれて、瞬く間に散り散りにされてしまった。


 旋風はそのまま急激に勢いを増し、大通りをすっかり飲み込んだ。

 凄絶な悲鳴と共に、ジューダムの力場が一気に減衰する。翠玉色のきらめく風が、ジューダム兵を派手に空へと巻き上げていく。

 どこからともなく魂の歌が高らかに響き、レヴィの威厳ある鳴き声が街中に轟いた。




 Oooo-o-o-……-n……




 まだ微かに意識の残っているジューダム兵が、這いつくばったまま空を仰いで気絶する。四方から聞こえていた呻き声も、まもなくあえかに潰えた。

 風を浴びた家々の塀が、カラカラと音を立てて欠片を落とす。


 姉妹はシンと静まり返った路地裏で、お互いの身体をひしと抱いて呆然とレヴィを見上げていた。その飴色の瞳には、怯え以上の複雑な念が色濃くこびりついていた。


「あれ、は…………」


 キリエの掠れた呟きが耳に入る。

 彼女達へ近づこうとした俺を、誰かが呼び止めた。


「コウ様! ナタリー様も、ご無事ですか!?」


 声のした方を振り返ると、フレイアとタリスカが壊れた建物の上に立っていた。


 タリスカはともかく、フレイアは随分と険しい表情をしている。眉間一杯にこれでもかと皺を寄せ、いつになく固く唇を引き結んでいる。

 彼女はわずか数ステップでこちらへ降りて来ると、すぐに俺の傍へ寄って、俺の目をじっと覗き込んだ。


「コウ様。共力場の編成…………お疲れ様でした。…………お加減は悪くありませんか?」


 俺は彼女の冷ややかに燃え盛る紅玉色に射られ、即座に状況を理解した。

 彼女は、全部見ていたのだ。


「あ、あの…………フレイア、さん。これには…………訳が…………」

「よく存じております。…………お怪我はなさっていませんか?」

「いや、その…………」


 静かな剣幕に圧され、俺は口を噤んだ。

 ダメだ。

 もう…………ダメだ。


 しどろもどろしているうちに、やおらナタリーが歩んできて俺の肩に両腕を回した。


「いっ、ナ、ナタリー!? 何して…………!?」


 ナタリーは何も言わずに挑戦的な愛くるしい瞳を俺に向けると、馴れた所作で俺の唇にキスをした。


「…………!?」


 俺がフリーズしている傍らで、フレイアが頬をサァッと赤らめる。

 ナタリーは唇を離してフレイアの方へ視線を向けると、少し上気した、だけどヒマワリみたいに爽やかな笑顔で短く言った。


「こういうことッス!」


 フレイアが肩を震わせて何か言いかけたところで、音も無く降りてきた彼女の師匠が厳かに口を挟んだ。


「止せ。後にせよ」

「お師匠様!! ですが…………っ!!」

「グレンから言伝だ。予定を変更し、私と水先人の娘、そして勇者で館へ向かう。フレイアはセイシュウに乗り、直ちに陽動へ回れ」

「!? ですがナタリー様はすでにレヴィの痕跡を敵に把握されて…………」

「それを鑑みて尚、「太母の護手」との戦にはあの娘の力が必要だという判断だ。案ずるな。私が共に行く。

 …………聞き分けよ」


 フレイアがわなわなと震える唇を結び、絞り出すような声で「はい」と返事する。

 俺が触れようとすると、彼女は露骨にその手を避けて頭を下げた。


「それでは、失礼致します。…………ご武運をお祈りしております。どうか皆様、ご無事で」


 俺が何か言うより先に、フレイアは建物の上へと素早く跳ね上がっていった。まさか大声で引き留めるわけにもいかず、俺は仕方無くその背を見送った。

 タリスカはその間に姉妹へ何か声を掛け(避難場所を指示していたようだ)、早くも館へと歩みを進めていた。


 俺はナタリーを振り返り、改めて彼女と顔を合わせた。

 ナタリーは翠玉色の溌剌とした瞳を子供っぽく潤ませ、長い睫毛を伏せて恥ずかしそうに零した。


「わかってる。…………でも、そうなんだもん。仕方無いもん」


 俺は溜息を吐き、何も言えぬまま彼女と一緒にタリスカの後を追った。


 いや、嬉しくないわけじゃない。

 けど、その…………。


 …………どうしたらいいんだよ!?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る