初めてづくしの大冒険。俺が守るべきものとは。

 テレサというのは、さっきカウンターでお酒の注文を取っていた女の子のことだった。

 無口な猫目の彼女は恵比寿姉さんのマシンガントークを黙々と受け流した後、最後に端的に言った。


「わかりました。それでは、裏口を開けます」


 言うなりテレサは俺達を酒場の端へ連れて行き、ポケットから取り出したチョークで床にスラスラと魔法陣を描き始めた。


「そこ、書いちゃっていいの?」


 俺が聞くと、テレサは吊り上がった猫目をキッとさらにきつく吊り上がらせ、短く答えた。


「大丈夫です。お任せください」


 俺は叱られた子犬のように縮こまり、それ以上は何も尋ねなかった。所在なくションボリと見守るばかりの俺に、姉さんはテレサへ何かを手渡しながら、そっと耳打ちをした。


「テレサはね、これで魔術学院の学費を稼いでいるから必死なのよ。話しかけないであげて。彼女に頼むと、正規のマスターに頼むよりかなり安上がりで済むから、私、お得意様なのよ」

「そうなんですか…………って、えっ? お金がかかるの!?」


 俺が声を裏返らせると、姉さんはひょっこりと肩をすくめた。


「当ったり前じゃないのよ! 他人のために、誰がタダで魔法なんて使ってくれるものですか。…………危険なのよ? 魔法って。私も嗜み程度にはやるけれども、専ら自分のためよ。上から来る時には、何も言われなかったの?」

「うん、確認してないけど…………サービスだと思ってた」

「まぁ、上の階じゃサービスだったかもしれないけどねぇ。何にせよ空間移動ってのは、術者にかなりの負担がかかるもんだよ。特に若い女の子は、子供ができにくくなるとか何とかで…………」


 会話の途中で、テレサが厳しく言葉を挟んだ。


「準備ができました。無駄話は止めて、陣の中へ入ってください」

「ハイハイ、わかったわ。でも、あんまりピリピリしているとブスになるわよ?」

「…………はやく」


 見るからに不機嫌なテレサに追い立てられて、俺達はのこのこと小さな円の中に収まった。

 姉さんが俺の耳に息を吹きかけてくる。


「心配要らないわ。今回は私のおごり。ウフフ…………」


 姉さんの巨体に縮こまって寄り添っていると、メスのアンコウに吸収された小っちゃなオスの姿が思い浮かんでくる。(…………例えがよくわからないって? そしたら、お手元の端末で調べてみてよ。可哀想な生き物がいるんだよ)


 テレサは俺達がギリギリ収まったのを見届けると、不慣れな手つきでメモ帖を繰りながら、たどたどしく詠唱を始めた。

 俺は酒とリージュとローチでぼやけた視界が、いつもの光で白く包まれていくのを黙って見ていた。もし下手に話しかけて失敗されたら、今度こそ時空の迷子かもしれない。

 姉さんの「大丈夫よぉ」という、やけに甘ったるいなぐさめの言葉を右から左へ、流しそうめんのように聞き流しつつ、俺は地下へと潜行していった。

 

               * * *


 地下に着いた俺を待っていたのは、薄汚れた長い廊下と、今にも消え入りそうな、心許ないランプの明かりだった。廊下の両側には絵札のかかったドアがずらりと並んでおり、その中からはギシギシ、コトコトといった不気味な物音が絶え間なく漏れ出ていた。


 ドアの絵札はどれも意味深で、どこかタロットカードを彷彿とさせた。牢に繋がれた男や、虚ろな顔で祈りを捧げる黒衣の女。のたうつ九つ頭の大蛇。火炎に巻かれた街。墓を掘る子供。いくら見ても、あまり愉快な絵は見つからない。


 俺は隣に立っている姉さんを仰ぎ、なるべく不安を押し隠して尋ねた。


「…………これから、どうするの?」

  

 姉さんは両手を腰に当て、堂々たる体躯を揺すって大笑した。


「アハハ! 「どうするの?」だって! 血が騒ぐわぁ。

 でもね、ここは裏口だからね。まずは表のカウンターへ出て、鍵をもらわなくちゃ部屋には入れないわよ。お楽しみは、それからってこと! 焦っちゃダメだよ、男の子!」


 俺は腕に湧き出たさぶいぼをさすりながら、自分が何かとんでもないことをしでかしつつあるのではないかと思案した。酔いが回っているせいで、ちっとも頭が働いてくれない。一歩廊下を歩むごとに、不安の靄が正体不明のまま、濃く、厚くなっていく。


 姉さんは俺の腕を引き、ずんずんと前へ歩んでいった。俺はさながらリードに繋がれたワンダに似ていた。フレイアと旅していた時と比べて、ちっともワクワクドキドキしない。(いや、違う意味でのドキドキは止まらないんだけど)もっとこう、ドラマチックな物語が旅に出た俺を待っているはずだったのに、どこでどう間違えたんだろう?


 時折、「あう!」だとか、「おう!」だとかいう、アシカの鳴き声じみた叫びが部屋から聞こえてくるのも、中々に恐怖だった。喘ぎ声なのか何なのか知らないが、あまり深追いすべきではないだろう。耳を澄ませば、鞭のしなる音とかも聞こえてくるし…………。扉の奥には、俺の知らない世界がなみなみ溢れているっていう、いつもの話に過ぎない。そう思いたい。


 姉さんは元気良く喋り通していた。


「サモワールもまぁ、これでも小綺麗になっちゃった方なのよね。昔のギラギラ、ベトベトした水の方が、私は好みだったんだけどもさ。教会の人が入り浸るようになってから、変に上品ぶるようになってねぇ。

 私ら庶民としちゃ、本当に良い迷惑だよ…………とも言い切れなくってねぇ。あの人たち、確かにすごく金払いが良いし、目につくような乱暴者も大勢いるけど、大半はまぁまぁまぁ、ケツの穴の小っさい保守的なヤツらで、大人しいもんだしねぇ。…………そりゃあまぁ、媚びるわよねぇ。

 昔は、騎士団っつったら、もっともっと遥かにお堅いもんで、放蕩なんて絶対にしなかったもんなんだけどねぇ。時代はすっかり変わったよ。まぁ、その昔っつっても相当昔で、んー…………かれこれ100年以上前の話だから、当然っちゃ当然なんだけどね。あの頃は、勇ましい獣戦士があっちにもこっちにもいたのよぉ? ああ、思いを馳せるだけで、ゾクゾクが蘇るわぁ~」


 俺はやたらに長い、迷路じみた複雑な廊下を辿りながら、ふとした思いつきのように気掛かりを口にした。(100年云々は根性で聞き流した)


「そう言えば、最近は「桃色天使」っていう泥棒がこの辺りに出るらしいね。噂じゃ、このサモワールにも出没するとか」


 姉さんはぴたっとお喋りを中断すると、わざとらしくガバリと自身の肩を抱いた。


「あらヤダ、怖ぁい! ここにも?」

「何でも、下着を盗むんだとか」

「ヤダ、「下着」って、アンタそれ、霊液のことじゃないの!?」

「レイエキって、何?」

「もう、わからないフリしちゃって! 私に言わせたいのね? 事の始めに、女が身体に塗るアレよ! 隠語なの。ああ、おぞましい!」


 俺は酔っているなりに頭を働かせ、さらに事情を探っていった。


「ごめん、外国から来たばっかりで、いまいち勝手がわからないんだ。…………そもそも、こんな管理された場所で、どうやって盗みなんかするんだろう?」

「そりゃあ、やっぱり、ここの従業員が協力しているんじゃないかしら?」

「えっ。でも、それって結構な信用問題じゃないの?」

「上の階や、向こうの棟なら、ね。でも地下じゃ、他人の商売に触れないっていう暗黙のルールがあるからね。さっきのテレサにしたってそう。バレていないわけはないんだけど、皆お互いに、大っぴらに言えない事情を抱えているからこそ、何も言わないのさ」

「つまり、姉さんにも何か秘密があるの?」

「さぁね。いずれにせよ、私はここが長いから、色々知っているってわけ。

 っていうか…………そういうお兄さんだって、何か隠していることがあるんじゃないの? どうしていきなり「桃色」のことなんて持ち出したんだい? 外国から来たって言うけれど、文字も読めないってことは、スレーン人ってわけでもないでしょう? どこから、どうしてサンラインに来たんだい? 元々上の階にいたってことは、本当はそれなりのご身分なんでしょう? どうなの? ねぇ」


 俺は怒涛の質問攻めにたじろぎ、口を噤んで肩を落とした。話がずれてしまったあげく、逆に追い詰められてしまうとは、探偵失格だ。


 姉さんは愉快そうに俺の沈黙を笑い飛ばすと、周りに聞こえるのではと不安になる程の大声で続けた。


「アハハ! だから、いちいち言われたことを気にしなぁいの! まったく、近頃の若い男は気が弱くっていけない。例え嘘だろうが、見栄だろうがね、無理矢理にでも押し通してやるって気概が、本物を叩き上げるってもんよ!?

 内実はどうあれ、せいぜい空威張りしてりゃあいいのよ! そうすりゃ、いずれ見る目のある女が、アンタの背中を空までだって突き上げてくれるよ? 女は気位で人を見るんだよ。良い女ほどね!」


 俺にはもう、彼女が船長に見えて仕方がなかった。恵比寿船長。大漁の神様的な。

 ニートに張れる見栄もクソも無い気がする、なんてコウならいじける所だろうが、俺は船長の言うことをもっともだと思った。そうだ、弱気はいけないよな。


 要は、やると決めたことをやればいいだけだ。シンプルイズザベスト。コウの野郎も、本当はよくわかっているはずなのだが、どうにもアイツは思い切りが悪い。土壇場にならないと腹を捌く覚悟が決まらない。心ってやつは、良くも悪くも、複雑に物事を考え過ぎるのだ。だからこそ、|肉体≪俺≫がしっかりしなくちゃいけない。

 俺は笑って姉さんに言った。


「姉さんは、さすがに年の功だね」


 姉さんはギロリと俺を睨むと(だが、口元はしっかり微笑んでいた)、不敵に返した。


「まぁね。信用してちょうだいよ」

「する、する」


 俺達はさらに廊下を進んでいった。


                 * * *

 

 そんなわけで、俺は姉さんのことは尊敬している。

 だが、それとこれとは別という話も大いにあった。


 俺はカウンターでもらった鍵を手に、今更になって震え上がっていた。自分が今、何をしようとしているか、ようやく頭で理解できたのだった。

 さっきまでの強気はどうしたんだ、って?

 それについては、我ながら矛盾しているとは思う。だが、どうかわかって欲しい。

 人にとって、やるべきことを真にやることが如何に困難であるか。それが故に人は、ありとあらゆる既存の規範に全力で縋り付き、脳をそれで染め上げる。会社が第一。日本が第一。家族が第一。

 みんな、使える言い訳探しに必死だ。


 …………要は、何が言いたいかと言うと。


 俺はゴキブリは食えても、姉さんは食えない。

 

 どうか、どうか俺を責めないでくれ。確かに姉さんはすごく良い人だ。ここまでホイホイ世話になってついてきておいて、今更膳を下げてくれだなんて通らないのもわかっている。俺としても、女の人のプライドは極力傷つけたくはない。フェミニストというつもりもないが、守らなきゃならないものだと思っている。

 だが、だが、俺は今、ガチな話、十字架を背負ってゴルゴダの丘を登っている気分だった。


 なぜ? 女の子は初めてを大切にして当然みたいな風潮があるのに、男の子には無いのだろう? 差別?

 おい、コウ。お前を置いてけぼりにして、俺だけ楽しもうとした罰なのか、これは?


 姉さんは俺の気持ちを知ってか知らずか、鼻歌交じりで部屋へと歩んで行った。これから何が俺を待ち受けているのか、両側のドアから漏れてくる声が、これでもかとばかりに教えてくれていた。


「ねぇ、お兄さん、初めて?」


 俺は何も言わない。


「ウフフフフ…………」


 姉さんの意味深な笑みが俺の感情を凍らせていった。いっそこのまま完全に凍結してくれたら楽になれるのにと、本気で考えた。


 と、ちょうどそんな折だった。通り過ぎた部屋から妙な物音が聞こえてきた。乱暴に、慌ただしく物をより分けるような、ここにはやや場違いな音だった。

 俺は落としきりだった目をそちらへ向けた。


「どうしたの?」


 姉さんの呼びかけに、俺は「静かに」と、ジェスチャーだけで答え、扉の方へ寄って、おそるおそる耳を張り付けた。


「ヤダ、趣味が悪いわ」


 小声で諫めてくる姉さんに、俺はもう一度同じジェスチャーを繰り返した。集中すると、確かに何かを漁るような物音がする。殺伐とした、それでいて注意深く押し殺された声がする。

 俺は耳を澄ませ、調査を続けた。


「――――――――そっちは、どうだ?」

「もう無い。それより、そろそろ戻ってくるぞ。潮時だ。…………オイ、転送の準備はまだか?」

「あと少し」

「早くしろよ」

「急かさないで、集中が乱れる」

「あっ! 使用済みの下着、まだそこにあるじゃねぇか。よく探せよ。いくらになると思ってんだ?」

「悪かったな。こっちはお前ほど変態じゃないんだ、「桃色」」


 …………「桃色」!

 俺と姉さんは同時に顔を見合わせ、目を瞬かせた。まさか、こんなところで!


「どうする?」


 姉さんの問いかけに、俺は力強く頷いた。


「捕まえよう。実は俺、自警団の仕事をしているんだ。協力、お願いできる?」


 姉さんはどっしりとした眼差しと共に、男らしく言った。


「もちろん」


 俺達は改めて部屋の鍵を解錠できないか検討した。カウンターに連絡しようかとも考えたが、戻っていたら時間がかかってしまう。やつらがここにいるうちに、自力でどうにかしたかった。


「ピッキングはできそう。でも、魔法の扉だったら、無理に開けるとマズい?」


 俺が聞くと、姉さんは腕を組んで答えた。


「むしろ、手動で開けるのが一番安全じゃないかしら。下手にいじくって魔力の痕跡を残したら、後でどんな難癖を付けられるかわかったもんじゃないしね。大したロックがかかっているとは思えないし」

「なるほど」


 俺はそりゃあ好都合と、ポケットの中をまさぐろうとした。


「…………あ」


 俺はそこまでしてようやく、自分が浴衣に着替えていたということを思い出した。オースタンから着てきたジャージのポケットには、この間父のスーツケースを開けるために使ったヘアピンがそのまま入っていたはずだったのだが、迂闊だった。

 気落ちする俺に、姉さんがすぐさま髪に留めていたピンを2本引き抜いて差し出した。


「ハイ。しょうがない子ね」


 俺はお礼を言いつつ、早速解錠に取り掛かった。

 自慢じゃないが、俺はこの作業が昔から大の得意だった。友人と夜の学校に忍び込んだ時も、両親が旅行中に鍵を忘れて出掛けてしまった時も、父親が海外でスーツケースの鍵を失くして帰って来た時も、全てこの腕で何とかしてきた。


 俺は中の様子を窺いながら、なるべく音を立てずに作業を進めていった。片手のピンを小刻みに動かして、ちょうど良い具合を少しずつ、素早く探っていく。もう片方のピンは緊張を漲らせ、最後の仕掛けを待つ。最後の一手間にコツが要ることもあるから、油断はできない。ごく慎重に回さなければ。

 幸い今回は素直な扉だったので、あっという間に仕事が終わった。


「開いた」

 

 俺が呟くと、姉さんは全身で驚きを露わにした。


「えぇっ、もう? 何の音もしなかったわよ?」

「魔法使いみたいだろう」


 なんて、ここでは返せないが、友達からはよく言われたものだった。俺は最終確認のために、中から聞こえる声に今一度耳を傾けた。


「オイ、まだ終らないのか!?」

「もう描きあがる。痕跡を残さないようにとなると、複雑なのよ」

「あいつら、浴室でまた始めたようだ」

「どうせ早いぜ。信用ならねぇ」


 直後、転送の準備をしていると思しき女がヒステリックに悪態付いた。どうも魔法陣を描き損じたらしい。「桃色」の舌打ちが追って聞こえてくる。元々の部屋の使用者は、ここにまで届くような大声で盛んに喘ぎ続けていた。


「今だ、行こう」


 俺が勇んでドアノブに手を掛けたところを、姉さんが制止した。


「ちょ、ちょっと待ちなさいよ、お兄さん! 入ってどうするのさ?」

「どうするって、捕まえるんだよ」

「どうやって?」

「普通に、肩とかを押さえて」

「その後は?」

「カウンターに突き出して、自警団にでも連絡してもらえばいいと思うけど」

 

 姉さんは深く長い溜息を吐くと、ポンと俺の両肩に手を乗せた。


「あのね、お兄さん。相手が魔法を使ってきたらって、まずは考えましょうね? お兄さんがどれだけ強いのか知らないけれども、もし見た目通りなら、返り討ちに遭うのが関の山じゃない?」


 姉さんは俺の目を見、淡々と諭した。


「だからね、ちょっと待って、私に捕縛術の準備をさせてちょうだい。まさかあんなに早く鍵が開くとは思わなかったから、まだなの。きちんと縛っておいた方が、ここのカウンターよりもまともな、上の事務所にも連れて行きやすいでしょう?」


 俺はぽかんと口を開け、姉さんを見返した。


「あぁ…………そっか。そんなことができるんだ。ありがとう、姉さん。お願いするよ」

「まったく。頼りになるんだか、ならないんだか」


 姉さんは俺から手を離すと、何やら複雑な印と一緒に詠唱を始めた。ぴしゃりと張りのある声で、聞くだけで気分が上がってくるのを感じた。いつものあやとり語が、こんなに好戦的に響くなんて信じられなかった。フレイアの染み込ませるような唱え方とも、リーザロットのとろけるような唱え方とも、まるで違う。人によって、同じ言葉がこんなに変わるものか。

 姉さんは唱え終わると、心なしか若々しい顔つきとなっていた。


「いいよ、開けな」


 相変わらずの酒焼け具合だったが、何だか声すらも若返っていた。酔っぱらっている脳の判断することだから、あまり信用はできないけれど、体型も少しスリムになっている気がする。

 俺は彼女にスパンと尻を叩かれ、再度発破をかけられた。


「何、ボサッと見ているのよ。行くんでしょ?」

「あ、ハイ!」


 俺は全身をぶつけるようにして、思い切り扉を開いた。

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