第3話 鳴らない通知
5/15夜11時59分。
千夏はメッセージを送る準備をしていた。
「陽菜!Happy Birthday♥
子供みたいな(私も子供だけど)陽菜は可愛い!妹みたいで可愛い。
これからも仲良くして!今度双子コーデしようね!
陽菜の1年がいいものでありますように。」
夥しい程の星の絵文字で囲んだメッセージ。
深夜零時を迎える。と同時に送信ボタンを押す。
送信者欄に映る千夏の送ったメッセージ。
いつもなら秒速で既読がつくのに、
今日に限って来なかった。
寝ているのであろう、と考え、
千夏はスマホを枕元に起き、床に就いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます