第3話 役立たずの烙印

前回までの主人公になりたい人生だった


夏樹幸平


職業:学生

レベル1


装備品は学生服とスマホ、教科書などのみ

異世界に飛ばされた矢先、飯島さん共々仲良くエッジライガーに喰い殺される(直後に蘇生)

取り敢えず右も左も分からない現状を打破するため、王様に会いに行く


飯島恵


職業:学生

レベル1


装備品はセーラー服と勉強道具、スマホのみ


嶋村和也に恋する女の子、しかし傍にいるのはパッとしない男で一緒に異世界に飛ばされて喰い殺され蘇生させられる

不良に食ってかかるなど勇ましい一面を持っているが、流石に見ず知らずの土地に飛ばされている現状はちょっと参っている


嶋村和也


職業:学生

レベル:?


装備品:?


幸平の友達で女の子にモテモテなハイスペック男子

ルックスも良く誰にでも優しいため、女の子の心を鷲掴みにしてしまうが本人は困っている様子

ゲーマーで対戦ゲームが得意だか、本人はRPGなどのスタンドアローン系を好む

幸平に「好きな人が出来た」というメールを最後に行方不明になっている


ラングレイ・アルカストロフ


職業:ナイトマスター

レベル45


HP524

MP398


装備品

グランドスラム(剣)

リフレックス(鎧)

マスターガード(盾)

破邪の聖刻(アクセサリー)


スキル

守護防壁

天雷絶剣

大嵐の刃

瞬光斬



王国の一等騎士のマスター

気さくな性格だが実力は確かで、騎士の中では二番目に強いとは本人の弁

時空の歪みを探知し、捕食されている幸平と飯島さんを生き返らせた

オルディウス王とは旧知の仲で、幼馴染のようなものらしいがラングレイは庶民出身である

ラングレイは先王に剣の素質を見込まれて騎士学校に入学するが、他者から嫉妬や貴族たちの嫌がらせを受けたが実力でそれを跳ね除けた


オルディウス・グラン・メルドニア


職業:国王

レベル20


HP155

MP50


装備品

王家の剣

王家の鎧

王家の盾

王家の兜


スキル

アークストライク

アークシールド


メルドニア王家の現国王

デフォルメされたかの容姿(立派なヒゲにつぶらな瞳、ウェーブがかった髪)で、幸平が言うにはプリング◯スの人

先代国王までが国民を三等に分け、力ある者が貴族となるという弱肉強食な社会という形で統治されていたがそれが社会の歪みを生み出してしまった

オルディウス王は誰もが分け隔てなく笑いあえる社会を目指しており、彼自身も優しく気さくな性格で街の子供の話も真剣に聞くほど

三等分社会の撤廃を目指しており日々王としての仕事に励んでいるが、貴族のみで構成された議会からは煙たがられている


——————



「太陽系第三惑星にある地球という惑星の日本という国にある東京?」

「はい、何かご存知ないですか?」

「うぅむ、不思議な響きだね」

プリン◯ルス……もとい、オルディウス王は首を傾げる

無理もない、そもそも空自体がうすぼんやりと光っていて太陽が無い世界なので『太陽系』なんて言われてもピンとこないだろう

「ところで、えぇと……夏樹幸平くんに飯島恵さんだったね?」

「はい」

「もしも別の世界からやってきたと言うなら、何故我々の言葉が分かるのだろうか?」

オルディウス王は疑問をぶつけてきた

それもそうだ、全く異なる文化体系の世界からやってきたのに言葉が分かるのは明らかにおかしい

俺たちの地球ですら、言語が統一化されておらずほぼ共通語と化してきている英語が分からない日本人は全く分からない

「分かるっていうか、分からないはずなのに感覚的に分かるんです。例えばあそこに書かれている注意書きのポスターなんですが……」

『玉座の間は王様がいない時でも私語厳禁!!歴代の王様が人々を導いてきた神聖な部屋です!!君たちの態度で品位を保とう!!』

デフォルメされた王様がえっへんと杖をついてふんぞり返っているイラストが書かれているとか、これこそ玉座の間の品位を下げてるじゃねーかというツッコミが入りそうなポスターを幸平が指す

「絵の形式は僕たちの世界とそう変わらないので、あれはイラストだと言うのは分かります。あそこに赤字で書かれている文字は一見すると何と書かれているのか分からないんですが読み取ろうとすると不思議と読み取れるんです」

「やはり……」

オルディウス王がラングレイに視線を向ける

「『召喚』に似た反応ですね」

出た、ローファンタジーのド定番ワード

召喚というと、ハイファンタジーのRPGなんかだと精霊の世界からイフリートだとかバハムートだとかを呼び寄せる高いMPを支払って強力な攻撃(最終的に物理攻撃に火力で負ける)をするというもので

ローファンタジーだと地球から人間を呼び寄せて、秘めた能力が解放されて俺TUEEEEEEEEするというもの

古くはダ◯バイン、ワタ◯、近年でも異世界転生で猛威を振るうジャンルだ

みんなそんなに現実が嫌なのか、異世界に飛ばされたいのか

「一ヶ月前にハルデルク国にて強力な召喚反応があって安定していた空間固定度が揺らぎましたが、まさか立て続けに……」

一ヶ月前……!?

「あの、ラングレイさん!!」

それまで黙って王様を見たりラングレイさんを見たりしていた飯島さんが声を上げる

「この世界の一ヶ月って……いや、時間の単位を教えてください!!」



———————


「これは驚いた……」

ラングレイさんが思わず声を漏らす

僕たちが書いているのは日本語、そして書いている数字はアラビア数字

だが、それをオルディウス王とラングレイさんは認識している

それ以上に驚いたのは……

「1分が60秒、60分が1時間、24時間が1日、約30日が1ヶ月……完全に一致している」

「1年は、365日ですか?」

「あ、ああ……そうだよ」

いくらなんでもここまで一致するのはおかしい、偶然にも程がある

まるで時の概念を地球が教えたかのような、もしくはその逆か

「我々の世界には文明の種を蒔いた者がいるという神話が伝わっているが、まさか……」

「そんな事、どうでもいいです!!」

飯島さんが声を荒げる、いやいやどうでもよくはないよ結構重要な事だよ

「お、おお……すまない」

時代が時代、国が国なら今の一言で処刑されてるよ飯島さん

あと、王様も謝らないで

「1ヶ月前、私の彼s……もとい友達が行方不明になっているんです!!」

うん、彼氏じゃないよ飯島さん。気持ちがはやりすぎだね

「飯島くんの恋人が、行方不明になったんだね」

「えっと、彼氏じゃ……」

「照れずともよろしい、大切な人が行方不明になったのなら焦る気持ちも分かる」

うん、完全に今この瞬間王様とラングレイさんの中で飯島さんに彼氏がいてそれを探していることになったな

だけど、何だかイヤな予感がしてきた

「ハルデルク国、でしたっけ……その国とここって仲は良いんですか?」

やはりそう来たか、といった調子でオルディウス王は深くため息をついた

「まさか……」

「ハルデルク国はここメルドニアからは近い位置にある小さな島国で、温暖な気候に恵まれ酪農や農業が盛んだった。我が国にも良質な食料を輸出しており友好な関係を築けていた……」

「だった?」

「それが先月、召喚反応が確認されてから数時間後に魔王『ゼクシオン』の軍勢が現れて魔王の手に堕ちてしまったのだ」

魔王……これまた分かりやすいワードが出てきたな

召喚、勇者、魔王……ときたら勇者というワードが出てくるに違いない

「異世界からの人間の召喚は原則として禁止されているんだ、だがそうせざるを得ない状況に追い込まれている」

「それが、魔王ですか」

「ああ」


———————


「ゼクシオンは魔物の中の魔物、魔物のキングにしてマザー……クイーンだ」

「クイーン?魔王が魔物を生み出すという事ですか?」

「ゼクシオンは自身のエネルギーを媒体にして魔力を持つ生き物、魔族を作り出す事が出来る」

「魔族を作り出す……」

「君たちを一度殺したエッジライガーという魔物がいただろう、あれもゼクシオンが生み出した怪物だ」

「あれが……」

といっても、正直なところあの時は丸腰だったから強さの程度が良くわからない

木の枝を拾って投げてもフェイントに引っかかってくれなかった、全身の関節をバッキバキに曲げられた後に首の骨を折られたという嫌な思い出があるくらいだ

地球にもカバとかライオンとか化け物クラスの獣がいるにはいるが、実際のところ魔物はもっと強いのだろうか?

「魔物はまだいい、ある程度の戦士なら対処が可能な上に食糧にもなる」

やっぱり食べるんだ……まぁ、魔物を食べるグルメ漫画があるくらいだし別にいいか

そんなシステムのゲームもあるし

「厄介なのは魔族だ、奴等は単体で兵の師団を全滅させるほどの強さを持つ……それに奴らには知性があり言葉を操るんだ」

「言葉を……」

まぁ、そんなところだろうなと思った

きっと二足歩行で武器を使い、肌が赤かったり青かったり緑色だったりするんだろう

そして人間の肉が大好きで、踊り食いとかしちゃうんだ

「何だか、あまり驚いていないね」

「まぁ、正直」

「君たちの世界にも魔族がいるのかな」

「います、フィクションの世界に」


———————


「つまり、俺たちの置かれている現状は」

・ここは地球ではなく、異世界でメルドニアという国

・街の外には魔物がウロウロしていて、魔王という脅威に晒されている

・剣と魔法の世界で、国王を筆頭に貴族や騎士によって秩序が築かれている

・1ヶ月前、バルテルクという島国に地上人の召喚反応があったが魔物達に封鎖されてしまった

・空間の壁が不安定になっており、そのせいで俺たちが飛ばされた可能性がある

「という事ですね」

「あぁ、そうだ」

「出来る事なら君たちを元の世界に帰してやりたいところだが、転送の儀式にはクリアスクリスタルが必要なんだ」

「クリアスクリスタル?」

「この世界の大気には神の恵みと呼ばれる成分、クリアスが巡っていてそれを媒体に魔法を行使するんだが……そのクリアスが凝縮された結晶がクリアスクリスタルだ」

うわぁ、高級品なんだろうなあ……

「転送の儀式に必要なクリアスクリスタルはだな、その……1億G相当にあたるためおいそれとは出来ないんだ」

まぁ、帰れないんだろうなあとは思っていたよ

それに、召喚の儀式とやらは空間を不安定にしてしまうほどの大規模な魔法で転送の儀式もそれと同等なのだろうから安全とも言い難い

「そんな……!!」

飯島さんが声を荒げる、そりゃそうだ

だが異世界に召喚された場合、そう簡単に帰れないというのはもなや様式美に近いので俺は大して驚いていない

「ねえ、飯島さん」

「何よ!!」

「せっかくだし、嶋村くんを探してみない?」


———————


1ヶ月にいなくなった嶋村くん、そして1ヶ月前の召喚の儀式

この世界と地球にタイムラグが無いのなら、きっとそこで嶋村くんがこの世界に召喚されたのだろう

主人公力がモリモリな嶋村くんの事だ、異世界転生くらいしていてもおかしくはない

ゲームで培ったスキルを活かして俺TUEEEEEEしてるか、ダンジョンでお宝探しでもしていたりするかも

今頃ハーレムライフを満喫しているかも……なんて話をしたら飯島さんに睨まれた

正直なところ、現実世界でもハーレムを築いていたんだから異世界でハーレムを築いていてもおかしくない気がするんだけど

ここで話が脇道に逸れたので、ラングレイが咳払いをして話を遮る

やっぱりこういう時、咳払いをして止めるもんなんだ

「さてと、ここでこの国の行方を左右する……という話題なのだが、過去に幾度かこの世界では異世界から『勇者』が召喚されている」

「やっぱり」

「君たちの世界ではそういったフィクションがあるのか」

「えぇ、流行してますよ」

「異世界の住人というのは、我々を遥かに凌駕する力を身につけ魔物などの脅威を跳ね除けてきたというジンクスがある」

やっぱりそうか、これは俺もいよいよモブの生活を終える時が来たのかもしれない

「というか、例外がない……なので占い師を呼んである。嬉しそうだな、幸平くん」

「いや、今まで平凡な生活を送って来たものなので」

「男だな、変身願望は誰にでもあるか」

「失礼しまーす」

扉の開く音と共に間延びしていて気の抜けた女性の声が玉座の間に響く

「いやぁ、どうもどうも〜占い師のイライザっす〜」

ミルク色のローブを着た銀髪の女性が玉座に向かって歩いてくる、占い師のイライザと名乗った女性……いや、少女はヘラヘラと笑っている

(胡散臭ッ!!)

言葉としては発さなかったが、飯島さんも俺もそう思った

地球では占い師とか預言者とかは最も信用されない職業の一つで、当たるも八卦当たらぬも八卦なんて言葉もあり「まぁ、こんな感じだけどハズレても怒らないでね」なんて予防線を張っている

ファンタジーな世界なので多少はマシなんだろうが、この玉座の間でヘラヘラした態度をとっているこの少女を信用しろなんて無理な話だ

「イライザ、玉座の間ではシャンとしろと言っているだろう」

「ごめんね〜マイペースなのが私の長所でさ〜、ところで彼らは誰?」

「地球という世界から転移してきた者たちだ」

「異世界からの転移〜!?初耳なんだけど〜!!」

「通信魔法で言ったはずだろう!!」

温厚なラングレイさんが怒っている……というか呆れている

どうやらイライザという少女はラングレイさんの知り合いなのだろうが……

「お前達は相変わらずだね」

オルディウス王は微笑みながら言う、どうやら毎度こんな調子らしい

「ラングレイさん、この人が占い師なんですか?」

「ああ、占い師というか未来予知という『スキル』を先天的に所持しているんだ……肝心の占いは斜め上の方向に当たる事もあるが、今回は占いではなくアナライズが仕事だ」

「アナライズ……?」

「ああ、君たちのステータスや潜在能力を分析するのが仕事だ」

「占いの仕事じゃないのか〜つまらないの〜」

「中央政府直々の依頼なんだからちゃんとやれ!!」

「へいへ〜い」


———————


「そこの地味な人」

俺を指差すイライザさん、地味なんだろうか……俺

「戦闘経験が無い、完全な民間人ってのを差し引いても現状なんの役にも立ちません〜。そこいらの農民の方がまだ戦えますよぉ。きっと魔王城周辺に現れる雑魚にも勝てません〜」

「そんな農民がいてたまるか」

思わずツッコミを入れてしまう……が、フィクションの世界にはいるのが恐ろしい

「潜在能力は……何とも言えないですね〜職業適性は一通りって感じでぇ、常軌は逸しています」

「ほう!十分戦力になり得るじゃないか」

オルディウス王は言うが、イライザさんは微妙な顔をして続ける

「いや、ですがぁ、この世界の一般兵士でもつけるような上級の職業への適性がありませ〜ん」

「上級の職業……?」

何となく予想はつくが、一応聞いておく

「はい、例えば〜そこのラングレイとかいう爽やか青年を気取った甲斐性なしがいますよね〜?」

「誰が甲斐性なしだ」

イライザさんはラングレイさんの言葉を聞こえなかったかのように続ける

「ラングレイは職業ナイトマスター、一等騎士が総じて就いている職業ですね〜?ナイトマスターは世にも珍しい最上級の職業なんですよ〜。これには戦士、修行僧、魔導士、治癒魔導士の経験を積んで上級職の騎士、高等魔導士の経験が必要なんです〜」

「つまり……?」

「地味な人はあれこれと経験を積むことが出来るんですけどぉ、上級の職に就けないので強い技とかを覚えられないんですよぉ〜」

つまり、俺は究極の器用貧乏って奴なのか……

「それに、総ての職をマスターするにはあまりに時間がかかるので〜……本人の頑張り次第ですけどねぇ」

「…………」

言葉が出てこない、異世界転生してまで俺ってこんななのか

というか、普通の兵士でも就ける上級職すら適性が無いって事は一般人以下って事じゃないのか

「あと、先天スキルの事なんですけど〜一時的に能力を飛躍的に向上させる集中力が高いですねぇ。それから、知らないスキルを持っています」

「知らないスキル?」

「私の知らないスキルです、私の場合まだ発現していないスキルでもそのスキルを知っていれば視えるんですけどぉ……発現していないので、視えないんですよぉ」

「秘められた力があるという事だな!!こりゃ楽しみだ!!」

オルディウス王は笑っているが、きっと気落ちしている俺をフォローしてくれているのだろう

優しい人だ

「それからぁ、こっちの恋愛脳っぽいお姉さんなんですけど」

うん、間違っていない

「だぁれが恋愛脳だ!!」

「恋愛脳のお姉さんは戦士、ダンサー、格闘家、魔導士、アーチャー等の適性が高いですね〜。こっちのお姉さんも概ねの職業に適性がありますが上級職に就けます〜。ソードダンサー、ブレイカー、魔導剣士とかその辺りの適性がズバ抜けています。恋する壊し屋ですねぇ」

「恋する壊し屋って……もうちょっと言葉選べないの?」

飯島さんがイライザさんにかなりビキビキきている、多分こういうマイペースな人が苦手なんだろう

さっきから俺にも容赦が無いが、同性って事で更に容赦がない

「すいませぇん、私は正直なのが長所で」

「短所の間違いでしょ!?」

飯島さん、ついにキレかけるが……気になるところが出てきた

飯島さんには得意な適性がある、なら俺は得意なところから攻めていけば少しは役に立てるかもしれない

「ちょっと待って!!」

「どうしたんですか?地味な人ぉ」

「俺って、一通りの職に就けるんだよね?どの適正が高いの!?」

「一応、就けるんですけどぉ……苦手がないってだけで得意が無いんですよぉ」

「なっ……!?」

再びの絶句、得意が無いってどういう事だ

つまり、どんな道を選んでも苦労するっていうか俺にはなんの才能も無いのか

「他に質問は無いですかぁ?」

「あっ……無いです」

「じゃあ、話を戻しますねぇ」

ここから先、飯島さんがどんな説明を受けたのかは忘れた

確か、飯島さんは先天スキルも空間認識能力が高いとか身のこなしが高いとかそんな感じに贅沢なものが揃っていたとかそんなんだった気がする

現実世界に嫌気が差した訳じゃない、あの日常だって気に入ってはいたんだ

だけど、異世界に飛ばされて内心じゃ「もしかしたら選ばれた勇者だったんじゃないか」なんてワクワクしていた

それどころか、役立たずの烙印を押されるだなんて思いもしなかった

俺はこの先、どんな風に生きていけばいいんだろうか?


続く!!





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