第10話 『悪』の組織


 私と彼の関係が近づくように、彼の「組織」の活動が徐々に活発化していくのが目に見えた。

 私は参加していなかったけど、援助していたという意味では間接的には参加していた。


 私と彼の関係が少しずつ変化していくように、世界が徐々に変革していくのを、緩やかに感じ取るようになっていった。



 みんなが組織としての活動にでている間、私は決してテレビをつけなくなった。

 寝ているのも何だから、地下施設で植物の世話をしながら音楽を聞くのがほとんどだった、夜の場合は寝ているが。

 組織として活動している彼らを、今はみないほうが精神的な負担も少ないと感じたからだ。

 もともと、彼から言われていたことだし、実際そうだと思う。

 国を滅ぼすとか、別の組織を壊滅させてそれをニュースにするのを直接みるのは、今の精神には応えるのだと思った。

 そして、何をしたのかを次の日のニュースで見るのだ。

 ニュースはネットでもテレビでも大きく取り上げられる。

 それで私は何があったのかをしるのだ。

「『国際テロ組織壊滅?! 彼らの目的は何だ?!』……か」

 新聞を買って見てみると大きくでていた。

 この新聞を自分で買いに行けるほどに元気になれればいいなぁと思っている。

 新聞は、彼が必ず買ってくる。

 普段は新聞なんてとってないから、彼がコンビニかどこかで買ってきた。

「全くどこの新聞も面白味がないな! 私がいた世界では――いや、元いた世界と比較するのはいかんな」

 彼にとって新聞は面白味がないものらしい、元いた世界がどういう世界だったのか非常に気になるけれど、聞いていいものかと悩む。

「向こうは宇宙規模や神などのレベルが出てきたからな、おかげで新聞もおもしろ可笑しかったのだが――こちらはいかんせん地球規模だからな、仕方ない」

 私が聞く前に、彼の方から答えた。


 それはどこの外国のマンガ雑誌や映画の世界ですか。


 内心そういう思考がでてきた。

「こちらにとっては私達の世界はそういうものでしか描かれないからな、本当に小規模な世界なわりには鈍すぎて腹立たしい」

 そういうとソファーにどかっと座り、手袋をしたまま私を呼ぶ。

「今日は退屈すぎて疲れた、外せ」

「うん」

 隣に座って手袋をはずす。

 どうやっているのか解らないが、鋭い爪の手が出現する。

 気になって手袋に手をいれてみるが、私には何の変哲も無い手袋でしかなかった。

 解らないものは解らないので、とりあえずもう片方もはずす。

「退屈すぎるのもつかれるものだ」

 首をぼきぼきとならし、そのあと指もぼきぼきとならす。

「……でも、対策組織を各国や企業を募って作るって新聞に書いてるよ……」

「ああ、見たぞ。だが、たかだかその程度だ!! 前いた世界では私を消し去るために地球ごと破壊を考えた馬鹿もいた位だ、つまらん!!」

 規模が大きすぎて話についていけない。

 それほど大きな規模の世界からどうしてこんなちっぽけな世界にやってきたのか本当に不思議な位だった。

「わりと最初に行ったが、向こうでやりたいことはやりつくいしてきたのだ。調和があったものが混沌とし、誰も未来が予測不能! いやはや痛快だ!」

「こっちは変革とか言ってた覚えが……」

「その通りだ、こちらはこんなちっぽけな世界にしてはあまりにもぐだぐだしすぎていてな、こちらは別方向からの変革が目的だ」

 ちっぽけな世界でも、私にとっては大きすぎる世界なのだ。

 でも、もっと大きな世界で、その世界を敵に回して戦っていた彼にとっては物足りない世界なのかもしれない。

 ふと、私自身の価値が小さく感じられた。

 こんなちっぽけな世界の、ちっぽけな私で本当にいいのだろうか、と。

 そう考えていると、彼は爪で傷つかないように手で器用に私の頬を抓った。

 手袋とってもここは変わらない。

「貴様の住むこの世界はちっぽけだが、貴様をちっぽけとは思わん」

 その言葉に、救われる自分がいる。


 ああ、やはり自分はちっぽけだね。


 皮肉るのではなく、自分自身を見つめ直して言う。

 恥じることのないちっぽけさだったのだ。

「しかし、新聞もわざわざ参加する企業を公表するとは馬鹿だな――」

 彼はそういって、私の頬を傷つかないようになでていたが、彼は新聞で何かをみたのか、不愉快そうな顔をしてそれを放り投げた。

「どうしたの……?」

「いや、つくづく愚かだなと思っただけだ、愚か者が多すぎる!」

 彼はそういうと、私を抱き寄せる。

 新聞から引き離したいと見える、気になるけど、彼がそういう行動をとるということは私には益がないことが書いてあることを意味すると感じられた。


 気になる、けど今は我慢しておこう。


 彼の口からいう時、自分から聞きにいくのも大事だけど、今の私はそれで受けたダメージをまだうまく分散できないから、我慢することにした。

「それでいい、今の貴様はとても脆い、それを自覚することは大事なことだ」

 彼は優しく私に触れる。

「私や彼奴等のような頑丈さやタフさはない」

 意地の悪い邪悪な笑顔で、私の首をしめるような形触れるが絞めることはしない、そのまま爪で傷つけぬように顔を包む。

「だが、私は貴様にそれらを求めることはせぬよ、貴様は貴様であればよい、壊れにくくなればそれはそれでいいが、無理強いはしない」

 指が下唇に触れる。

 あえて爪でなぞり、傷をつけた。

 切れたそこから血がにじみ出る。

 べろりと長い舌が唇をなめると、血は止まってしまった。

 痛みはわずかに残ったが、それもすぐになくなってしまった。

「このもろさがたまらない時があるがな」

「でも、切らないでほしいな、ちょっと痛いから……」

「それは悪かった」

 くつくつ笑う姿は悪役そのもの、でも私をいたぶる気は毛頭にない。

 じゃれるような感覚なのだと思う。

「こうやってもろい存在を愛でるのが楽しいとは思わなかった、感謝するぞ」

「それは有り難う……でも、私はかなりもろいから注意してね……」

「勿論だとも」

 凶悪で、邪悪な笑みなのに、嘘はつかない。

 この世界の人は綺麗な笑みで嘘ばかりつくのに、真逆で不思議と安心する。

「どこの世界でもそんなものだ、綺麗事と綺麗な笑顔を張り付けて大嘘をつく、私はそんなの下らんと思っているのでな、自分の好きなようにやらせてもらっている、それだけだ」

 ごろんとソファーに寝そべり、私は彼の上にいるような体制になる。

「さて、次は何をするべきか。参加する企業の裏を暴いて脅してみるか? それとも、結成したときに、暴露してやるか、どちらにせよ楽しい限りだ」

「……兄さんのいる会社がないといいのに」

「貴様の兄の会社は無かったぞ、参戦できるほどの資金がないとみた」

「――なんか理由が納得できた」

 兄のいる会社が参戦してなかったのをみて、内心ほっとする、兄が怪我をしたり不利益を被るのは嫌だったのだ。


 こんな私を、彼はうとまないだろうか。


「身内に甘いのはよくあることだ。別にうとむ必要性はないだろう」

 それならよかったと、目を閉じる。


 なんだか、日に日に彼の側が心地よくなっていく。

 これは怠惰なのか、堕落なのか、よく解らない。

 それとも、気を許したのか。


「……さて、次の仕事は……」

「人身売買……」

「ん?」

「ほら、新聞に乗ってるこれ……」

 いろんな国で子どもをさらって誘拐している組織について記事がのっていた。

「この組織と、ここから子どもを悪意で買ってる人たち、一網打尽にできないかな、地獄を見せる意味合いで」

「そうだな」

 彼はニヤリと笑った。

「いい運動になればいい、子ども達はどうする?」

「親が探しているなら帰れればいい……親が売り飛ばしたなら返さないで親を自滅させて子どもが幸せになればいい、でも……子どもが人や誰かを傷つけるのが好きというなら、しかるべき場所へ……」

「随分とハードルをあげてくれるな」

 ニヤニヤと笑っている、意地の悪い邪悪な笑顔。

「できない?」

「人間ならできんだろうな! あいにく私は『人間』ではないのでな、いいだろう、退屈だったんだ、恋人のわがまま、聞いてやろう」

「ありがとう……あ、私責任もってニュースとか見た方がいい?」

「いや、それはいらん、あとで新聞なりで確認で十分だ」

「うん……有り難う」

 起き上がって、今日も植物の世話をしにいこうとしたら、腕を捕まれ再度、彼の上に寝っ転がるようにダイブしてしまった。

「わがままは聞いてやるが、少しくらい苦労する私に何か無いのか?」

 と邪悪な笑顔で言われたが、やれることが特に思いつかない。

 やれることといったら、植物の世話する位だしと頭を悩ませてから、こういうことか、と彼の頬に思い切ってキスをする。

「まぁ、及第点といこうか」

 そういわれると、漸く解放してもらえた。

 ついでとばかりに、植物の施設まで瞬間移動で送ってもらえた。

「では、こちらでことは進めておく、貴様はいつも通りにしていろ」

「はい……」

 そういわれたので、いつも通りに植物の世話をする。


 彼曰く、ここでとれる原石や鉱石は質がいいので高くうれるし、加工すればさらにいいとの事だったのでお世話は頑張る。


 と、いっても、花に話しかけたり音楽を聞かせるだけだ。

 回収や、大まかな世話は全部機械がやる。

「ねぇ、お花さん。私、前よりは綺麗になってるかな?」

 答えない花に、質問してみる。


 綺麗になったとは思っていない。

 でも、やせ細った体も、少しずつあるべき状態に戻ってるし、それに合わせて身長も少し伸びた。

 一時期睡眠時間が半日を越えた時期があり、それを経て伸びたのだ。

 今も少しずつだけど身長は伸びている。

 服が着れなくなる、なんて事態はまだおこっていないのは救いだ。


 …少しだけズボンのたけが短いのが出始めたのは気にしないでおきたい、あとズボンが若干きつくなったのも気にしないでおきたい。


 正常に戻るというのは本当に時間がかかるというのを思い知らされる。

 今でも、正常な思考ができず何度もOD未遂を繰り返している。

 自傷行為だって、なんどか起きている。

 それほど、壊れた心と、体を戻すのには時間がかかるというのを思い知らされた。

 私はまだ、比較早く良くなっている方だからかなりマシな部類だ。

 重傷な人は桁違いの年数がかかるおそれもある。

 最悪死ぬまでそれとつきあう必要だってある。


 自分の幸福さに、時折涙が止まらなくなる。

 自分なんかが幸せでいいんだろうか、そういう考えが頭から出てくる。


 本当はもっと別のだれかが幸せになるべきだ、という声が時折聞こえる、何故お前が幸せになるんだとも。


 必死に耳をふさいでも、聞こえてくる声から逃れようと薬に手を伸ばせば――彼の手が私をつかむ。

 過呼吸を繰り返す私の側にいて、背中をさすり、手を当てる。

 壊れた私を抱きしめて、側にいてくれる。

 ひゅーひゅーと過呼吸を繰り返しながらも、話し合いは終わったかと訪ねると、彼は呆れた顔をして、終わったと答える。

「そんな状況で、自分の事以外を考えるのはやめろ」

 と言って、私を抱きしめてくれる。

「お前は自分の事を優先しろ、いいな」

 何度もそれを繰り返す、壊れた心に言い聞かせるように何度も何度も繰り返すのだ。


 その日は、ちょっと精神的な傾きが大きかったため、私はそのまま早めに休むことになった――



 マイが休んだ後、カオルが施設へとやってきた。

「おじゃまー! ところで今日の目標は」

「人身売買組織の壊滅だな」

「ダーク様ー言われた通り全員ピックアップしましたよぉ」

「さすがだDr. 仕事が早いぞ」

 ダークはDr.の仕事の早さに満足そうに笑う。

「向こうの世界よりも色々と編み目が大きくて楽ですからねぇ」

「本当に規模とか色々大変だったんだねーそっちの世界ー」

「まぁ、それでもやりたい事はやりつくしたからな、だからこっちに来たのだ」

「で、組織の連中は――」

「名前と今までの行動すべてを明確にしたものを一度すべての場所に公表する、写真そのほか諸々をつけてな」

「わぁお、すてきー」

 ダークは邪悪に笑いながら続けた。

「あとは簡単、編み目から漏れぬように虐殺するだけだ」


「さぁ、始めようか私の部下達! 今日も世界を『変革』しようではないか!!」


 その言葉に、Dr.とカオルがにんまりと笑う。

「OK,ボス」

「勿論です、ダーク様」

 ダークも合わせて鋭い牙を見せてにたぁと笑う。

「我々は『正義』などかたらず、『ヴィラン』らしく、『悪の組織』らしく、非道に、外道に世界をおいつめようじゃないか! 人類諸君のノロマな変革などには期待せず、『ヴィラン』らしく、変革といこうか」

 


 翌日の新聞は、人身売買組織についてがトップを飾っていた。

 ご丁寧にいくつか写真もある。

 どうやってこの写真や映像をとってきたのかは気になるが、行動一部始終や手口などすべてが各メディアや各国の警察署などに送られたそうだ。

 送ってきた先は探知不能。メールを起動した途端開いたらしい。

 その気になればウィルスばらまけると各国が警告している。

「……で、組織や組織を利用した人すべての名前と利用内容が詳細にかかれていたと……」

 本当、何でもできるんだなと、私は感心した。

「……それにしても、こんなに……いや、多分公表されてない人とかもいるんだろうけど……」

「その通りだ、全く。隠してもいつかはバレるぞ……まぁ、近いうち容赦なく全員『地獄』行きにしてやるがな!!」

 邪悪な笑みを隠さずに、楽しげに語っている姿はヴィランそのものといっていいが、やっていることが完全にヴィランとは私は思わない。

 でも、やり方はヴィランらしいやり方なんだと私は思う。

「しかし、疲れた! 今日は私は休むぞ!」

「退屈で?」

「退屈もあるが、過去改変はまずいとおもって見るだけにしたので余計疲れたんだ、改変したほうが楽だというのに」

「そんな能力もあるんだ……」

 ふと、考えが浮かぶ。


 過去を改変できるなら、私の過去も改変できるのでは?


 そういう、考えが浮かんだ。

「悪いがそれはせんぞ、過去は過去だ。過去改変だけは私のポリシーに反する、今まで積み上げてきたものを無視するようで反吐がでるからな」

「……」

 その言葉が胸にずきりと刺さる。


 私が積み上げてきたもの、何かあっただろうか?

 何も、ないんじゃないだろうか?

 あったとしても、なくなったのではないだろうか?


 悪い考えに、思考が一気に汚染される。

 すると、彼が私を抱きしめる。

「――お前のその過去がなければ、私と出会えたか不明になるかもしれん、それだけは勘弁願おう」

 そういってくれた。

 その一言で少しだけ救われた気持ちになった。

「――まぁ、普通の会社では貴様の才能は扱いきれまい! 私の下だからこそ、生かせるのだからな」

 解放されたかと思うと、いつもの邪悪な笑みを私に向ける。

 邪悪な笑顔で、嘘のない言葉。


 ああ、私は幸せなんだろう。


「さて、今日も今日とて働いてきた私を労ってはくれないか?」

 意地の悪い笑みで、言う。

 何をすればいいかまた、解らず考えた。

 とりあえず、手袋をはずしてみる。

 もう見慣れた鋭い爪と手が現れる。

「さて、次は何をしてくれる?」

 手をもんでみた、こうやってさわると、わりと堅いのが伝わる。

 皮膚が頑丈なんだろうというのがよくわかった。

 しかし、人間の手ではないので、こっているのかどうか解らない。

 気持ちよさそうにしているという風には見えないが、鼻歌を歌いながら時折こっちを見てはニヤリとしてる。

 多分正解ではない。

 よくわからないので、頭を悩ませながらとにかく何かしようと、こちらから抱きついてみる。

 普段は意識しないが、わりと腰が細い、うらやましい。


 私は痩せてもおなかのお肉は変に残ってたのに。

 いや、あれはお肉というか栄養失調でおなかがでるあれだったのでは?


 かつての私を思い出しつつ、むぎゅーと抱きつく。

 相変わらず鼻歌歌ってニヤニヤしている、これも違うようだ。

 前回の事を思い出して、いやでもなぁと、悩みながら頬に二回目のキスをする。

 まだニヤニヤしてる。


 いや、でもちょっと、これは恥ずかしいなぁ…


 はずれだったので、少し恥ずかしかったが下唇に相当する箇所にキスをしてみると、少し満足そうな顔をして、起き上がる。

「ま、及第点だな」

 

 また及第点かぁ


 どう考えていると、頬を撫でられる。

「こうでもしないと、貴様からはこないだろうからな」

 べろりと唇をなめられる。

「あびゃ!?」

 台詞と行動に奇声がでる。

「貴様はそれでいいのだろう、見ていて楽しいしな」

 彼の言葉に、顔が真っ赤になる。

 へなへなとへたりこんでしまう。

「しかたない、私がじきじきに運んでやろう」

 そういわれて、抱き抱えられると、仕事部屋の植物施設に運ばれ、そしてそこの椅子に座らせられる。

「落ち着いてから仕事をしろ、いつも通り、それだけでいい、今は」

「は、はい……」

 耳元でささやかれぞわぞわする。

 そして私が落ち着くまで側にいてから、その後姿を消した。

 そうして私は今日も仕事をするのだ。


 近い内に、あの人身売買を行う組織が壊滅させられたことが新聞になるのは予想できた。


 そして、それは現実のものとなった。

 関わった人間、悪い意味で関わった人はみんな破滅させられたり、死んだりと悲惨な目にあい、いろんな業界で激震が走ることとなる。

 各国の様々な地位ある人も関わりを持っていた人などがいたのだ。

 子ども達は、親元へ帰ったり、しかるべき施設に預けられたりと様々であることが記述されている。

 今までどうにもできなかった問題は、世界的には大きな代償を支払って解決したように見えたが、私には解決すべき問題がようやく解決したようにしか見えなかった。

 次に、彼がどんな『変革』を行うのか、気になって仕方なかった。

 彼の行いは、見る人が見れば『テロリスト』と何も変わらない。

 でも、違う、彼は『正義』を語らない、あくまで『ヴィラン』らしく、世界を『変革』するつもりだろう、一部が過激な正義行為に見えても、彼にその意識はないのだ。

 人類の意識と、そうでないものの意識の差など、誰も考えないだろう。

 これからまた、世界は変わっていく、そして――


 私も徐々に変化する。

 でも、過去との向き合う日が来たとき、私がどんな反応をするのか、全く予測もできないままだった――



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