第19話 スパイ大作戦!

三階に行くと、アメリカの古き良き町並みと、イタリアの町並みが広がっていた。

「あの鷲かっこいい!」

七月が珍しく、大人気なくはしゃいでいる。

あの鷲は、某米国の元陸軍元帥でGHQの人をモチーフにしているらしい。数記は、世界史には少し弱いので、あまり、良くないイメージが出来た。

「とりあえず、受付行くぞ」

「わかった」

「わかりました。で、今回は私もやりますからね!!」

「わかってるよ」

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今回のアトラクションの受付は、図書館にあった。

「なんか、少し入りづらそうですね」

少し、シャーロットは警戒をする。

「でも、大丈夫だろ」

とりあえず、秘密の情報を教えてくれなさそうだったので、身分証明証を見せたら、特別な、隊員カードを貰った。

「なんか、他の人がやる時とこのカードの仕様は違うらしい」

「秘密のデータが取り出せるようになっているのでしょうか?」

「いや。よくわからん。とりあえず、回ってみよう」

まず、記憶テストのところへ行けと指示が出たので、数記たちは、ナンダーバード中を歩きまわった。

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「み、見つけた」

「というか、結構近くにありましたね」

「まあ、最初だからな」

と言っても、この記憶力テストは、暗号がただ流れただけだった。

「え?これで終わり?」

「みたいだな」

「なんかにメモっといたほうが良いですか?」

「忘れるんだったら。そんな時間ないと思うけど」

とりあえず、数記たちは先を急いだ。

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「スパイアイテスト?」

「注意力ですよ」

一番最初に数記がやる。

カードを挿したら、いきなり始まった。

少し経ったら、今のは何だったか?と言ったような問題が出された。

数記は、直感で緑を選んだら正解した。

「すごいじゃん!数記」

「注意力あんまないけどな」

ヤマカンでやったら意外にも当たった。

そんなもんだろうと数記は思い、

「とりあえず、わかんなかったら、適当にボタンを押せ」

とアドバイスした。

「数記」

「なんだ?七月」

「あんた、ナンジャラマニア?」

「そんなわけ無いだろ?実際、2013年から後行ったことないし」

「そうなんだ」

実際、リニューアル後が嫌いなだけだった。

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その後、七月とシャーロットが挑むも、シャーロットは選択肢がよくわからず、不正解。

七月は、アドバイスを元にボタンを押したら、みごとAランク評価を取ることが出きた。

「よかったですね。それに比べて私は・・・」

「まだ次あるから大丈夫。だろ?」

「はい!!」

七月は元気いっぱいに答える。

「やっぱ、カズキはやさしいね。結構抜けてるところ多いけど」

「なに〜!?」

「数記。変なことしてないで次のサテライト行こうよ」

「あ、ああ。そうだな」

次のサテライトは、二階にあるらしい。

「もののけの街の理科室にあるそうです」

「それはまた、行こうか」

「ですね」

数記たちは、二階行きのエスカレータへ向かった。

Tobecontinued...

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