第4話 ディスカウントストアとシャーロットのお家と
そうこうしているうちに、ディスカウントストアについた。
「当時はド◯キってなかったはずなんだが」
その当時は、たしかL◯OXが入ってた気がする。
「そんな細かいことは良いじゃないですか。ここでしか買えないものもあるんですから」
「マジで?」
「マジで」
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「買いすぎたぁ〜。持って下さいぃ〜」
「イヤだ」
「うえ〜ん」
「な、泣くなって、おい!」
あたふたして、数記も涙目になってしまう。
「ダイジョブだから。俺が持ってやるよ。な?」
「ぼ、ぼんど?」
数記は、とんだ甘えん坊さんだなと感じていた。
「あ〜。いつもの私に戻らないと〜」
やっぱぶっ壊れていた。
「野菜や今日の食材を買ったので、帰りますよ」
「はい、質問」
「なんですか?」
「この世界って本当に異世界なんですか?」
「一回帰ってみれば?」
「それは嫌だ」
何かと、シャーロットは柔らかくなった気がした。
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「だいまー」
「おじゃまします。って、おい!」
数記は驚愕した。
「なんでネトゲやってんだよ!!」
「ヒキニート。Lv20都市の人たちの真似」
「キャシーは他の人の真似が好きだからこうなってるんだけど、気にしないでね」
「ド◯クエX楽しい」
「こら、チケットを悪用しないの」
「だって面白いんだもん」
「この子すごいんですよ。チケットを悪用して、向こうの世界に行ったんですよ!!」
「俺もお前と一緒なら向こうの世界は怖くないかもな」
「そ、そんなこと出来ません!!何言ってるんですか!!」
推測だが、おそらく、向こう側の世界(地球)に行くのはタブーらしい。
「でもこっちの世界のほうが良いのかな?」
「そうとも限りませんよ」
そういった瞬間、向こうの方から、ほら貝の音色が聞こえた。
「は!?時代劇!?」
「違います。敵襲です」
この世界の文明レベルの話をもっと説明して欲しいと数記は感じた。
Tobecontinued...
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