第1115話 『交響曲第1番 作品3』 シェラン

 オーラヴ・シェラン先生(Olav Kielland

1901~1985 ノルウェー)の作品は、『ヴィラルコーン』が、どこかで、登場ずみ。


 こちら、交響曲も、出たかもしれません。


 なにしろ、同じCDなので。(SIMAX PSC3120)


 今日、久し振りに聴いてみて、いやあ、なかなかあ、いいなあ!


 と、再認識したわけです。重複していても、お許しくださいまし。


 基本的に、神秘的で、不思議な音楽なのです。


 1935年に、初演されています。


 時代からみると、モダニズムの影もありながら、ドヴォルザークさまの作品に通じるような主題が中心にあり、後期ロマン派的な作品でありますが、ちょっとだけ、カール・ニルセンさまに似た音形もありますような。


 しかし、全体的には、あくまで、シェランさまオリジナルの音楽であります。



 みっつの部分に別れるとされながら、切れ目はありません。


 盛り上がるところ、沈み込むところが、交互に来ますが、弛緩することはなく、たいへん、緊張感がしっかりありまして、お見事。


 ラストは、多少、シベリウスさま風な面持ちもありますが、大変に感動的、と、思いました。


 この作品も、ほったらかしにするのは、もったいないと、思います。




💐🙇😱🐧🐚🐭👄💐 うつ 👻 うつ 🐺🎉🐒🐑😝👻😭🐸


 


 


 


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る