第1071話 『ロシアの主題による幻想曲 作品33』 リムスキー=コルサコフ

 『シェラザード』でお馴染みの、リムスキー=コルサコフ先生(1844~1908年)であります。


 オペラをたくさん書いたのですが、言葉の問題もありますし、ファンの方はいらっしゃいますでしょうけれど、『くまばちは飛ぶ』とか、『インドの歌』など、単品のピースに有名作品があるものの、なかなか、オペラ全体を、日常聴くということにはなってません。


 交響曲もみっつあり、それなりに知られています。


 『スペイン奇想曲』は、超有名、人気作品であります。


 もともと、軍人さんですが、管弦楽の名手として広く知られ、著書『管弦楽法基礎』は、現在もよく知られます。日本語訳もあります。


 日本人のお弟子さんもありました。


 ところで、この作品ですが、やましんも、今回初めて聴きました。


 マリー・カンタグリルさまは、最近急速に評価されているヴァイオリニストさま。


 ABP、といいますレーベルから出ているCDで、チャイコフスキーさまの、ヴァイオリン協奏曲と、ペアになっております。


 1887年、43歳の作品ということです。


 単一楽章ですが、事実上の協奏曲みたいな感じです。


 なかなか、オリエンタルな雰囲気があり、日本人には、聴きやすいと思います。


 クライスラーさまによる編曲版があるようですが、こちらは、オリジナルの管弦楽バージョンです。


 なかなか、じゃわじゅわ。





******** うつ 🎻 うつ ********


 


 

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