第1050話 『5つの幻想的小品集』 ウルシュプルフ

 アントン・ウルシュプルフ先生(1850~1907)は、ドイツの作曲家さま。教育者さま。(Anton Urspruch)


 ラハナー先生や、ラフ先生のお弟子さんで、リスト先生からも買われていたようです。


 しかし、名声は得たものの、わりに早く亡くなりまして、すぐに、社会からは忘れられてしまい、今日に至っているようです。


 社会というものは、つねに、新しいものを追いかけるものです。


 モーツァルトさんにして、晩年は人気が落ちていたらしいですしね〰️〰️〰️〰️😃


 まあ、それでも、さすがに、モーツァルトさんや、ベートーベンさんあたりは、人気作品がたくさんあり、演奏家にとっても、良い収入源になりますが、かなり、多くの作曲家さまは、空間のかなたに、消えてしまったのではないか………とも。


 もちろん、亡くなってから人気が出たタイプの方もあります。

 

 でも、どなたでしたか、『やっぱり、生きてるうちに人気になりたいよ❗』と、おっしゃいましたような。


 ウルシュプルフ先生、近年、いくつか録音が行われて、再評価の兆しはあるようです。でも、まだ、これからでしょう。


 やましんが、聞いてるのは、そうしたもののひとつで、アンナ・マリア・マルコヴィナさまによる、ピアノ作品集のCDです。(ヘンスラーレーベル。HC 16015)


 この作品2は、1872年の出版のようです。


 全体的に、シューマン先生の影響が大きいのではないかしらあ。


 と、やましんは、しろとながらに思います。


 しかし、まだ、二十歳過ぎの作品にしてみると、たいへん、音楽としてはすっきりとまとまっておりまして、なにより、なかなか、じゅわじゅわで、癒し度高し。とはいえ、なかなか、厳しく中身を追及したり、ちょっと、ブラームス先生風な、しぶ(と)いところもあり。


 ですから、『うつうつ』としては、ほっておけないという訳で、急遽登場とあいなりました。はい。




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ うつ  😌♨️🍶 うつ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 


 


 


 


 

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