第980話 『カルミナブラーナ その2』 オルフ


 この作品は、すでに、登場ずみですが、今回は、『うつうつ』の範疇として、考えてみましょう。


 『カルミナブラーナ』自体は、中世に書かれたらしき、古い詩歌集です。


 オルフ先生(1895~1982)が、このなかから、24編を選んで作曲したものです。


 一般的に、頭の2つが、非常に有名で、テレビ番組のバックミュージックや、効果音楽としてよく使われます。


 あたまの音楽は、終結にも使われます。


 たいへん、かっこよく、派手目な音楽ですし、非常に印象的です。


 あと、かなり、ユーモラスな部分、男女の、かなり、危ないやり取りなども、もちろん、聞き所なのですが、ぜひ、一回、じゅわじゅわ、とした、静かな音楽に注目してみてください。


 たいへんに、美しいメロディーが、随所で、歌われています。


 おしまいのほうの、ソプラノ独唱あたりは、もう、天国に行きそうですし、そういう、非常にじゅわじゅわな音楽が、かなり含まれております。


 オルフ先生は、舞台音楽が専門という感じで、この作品も、本来は、舞踏が付くのが正式のようですが、そうした舞台は、やましんは、見たことないです。


 一回、合唱団の中で歌いましたが、楽譜の見た目と、実際が、まったく違うのに、面食らいます。


 たいへんに、演奏が難しい作品で、しろとだけでは、かなり困難な作品。


 やましんは、もう、歌いたくはなくて(できないですし。)、ひたすら、たまに、聴きたいです。


 それも、派手なところではない、じゅわじゅわなところを、と、いう、訳です。


 そこんとこは、オルフ先生、万全に作り上げております。


 また、最後辺りに来ると、やはり、これは、劇だよなあ、と、感じます。




 ・・・・・・・・・・ うつ 😭 うつ ・・・・・・・・・・

 


 

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