第906話 『マズルカ集作品50より』 シマノフスキ
聴いておりますのは、キャロル・ローゼンバーガーさまのCDでありまして、全20曲の中から、7曲が取り上げられています。(デロス DCD1002)
シマノフスキ先生(1882~1937)のこの作品は、タトラ山地の民族音楽を、大胆な形で取り入れた、ものということであります。
と、言われても、行ったこともなく、実感はしにくいですね。
スロヴァキアと、ポーランドの境をなす山脈なのだそうです。
そういえば、作曲家、カルウォヴィチさま(1876~1909)が登山中に遭難
したのが、タトラ山脈中であったと聞いたように思います。
なんの関係もありませんが、わたくしは、高いところが苦手で、山にも、社会的な地位にも、昇ることに縁がございません。
しかし、山歩きの好きな方には、山と言うのはたまらない魅力があるのでしょう。
自然にある山で、この国で一番低いのは、標高6.1メートルの徳島、弁天山というものだとか。
それもまた、行ったことがありませんから、まあ、同様に未知のお山です。
やましんの故郷にあった、ねんどやま、も、登り口からみたら、もっと低かったように思いますが、そもそも丘の上なので、標高はもう少し高かったでしょう。
いまは、削られて、なくなって、しまいました。
さて、この、シマノフスキさまの『マズルカ』(1924~25年)ですが、大変、不可思議な趣があり まして、なかなか、じゅわじゅわであります。
しかし、あほのやましんが、なんとなく感じるのは、たとえば、北欧はノルウェー、シェランさまの『ヴィラルコーン』などとも、あまり距離がない感じがしまして、そこらあたりは、民族音楽だけでなく、20世紀時代の雰囲気と言うものも、あるのではないか、とも、思ったりもいたします。勝手な言い分です。(ヴィラルコーンは、1951年の出版なので、ちょと空きすぎかな。)
20曲全体も、いつか、挑戦してみたく思います。
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