第854話 『テ・デウム ニ長調』 ドラランド
『ラ、ラ、ランド』ではありません。
ミシェル=リシャール・ドラランド先生(1657~1726)は、ルイ14世時代に、宮廷音楽家として、活躍した方です。
『うつうつ』は、二回目の登場でしょう。
まえは、『深き縁から』でした。たぶん。
『テ・デウム』と言いますと、マルカントワーヌ・シャルパンティエ先生の作品について、書かせていただいたことがございました。
なんだか、よその世界の雰囲気かもしれませんが、シャルパンティエさまの作品の冒頭部分は、お正月の恒例、ウィーン・フィルハーモニーの、ニューイヤー・コンサートのテレビ中継のテーマ音楽として、世界的に広く知れわたっております。と、思います。
同じ題材の作品です。
『深き縁から』は、まさに、地の底から、助けを求めるような音楽ですが、『テ・デウム』は、賛歌なので、賑々しさがあります。
この作品の出だしも、そうなんです。
ただ、ドラランド先生、ちょっと、短調にかげる場合があり、なんだか、じゅわじゅわ気分にしていただけるところが、結構あります。
宗教音楽ですが、なかなか、良い作品ですし、ドラランド先生の作品では、たぶん、有名どころです。
ときに、今年も、我が家の、お盆のお寺さまによる檀家回りは、昨年に続きコロナさんの影響で中止だとか。
いろいろ、影響が広がってる訳です。
・・・・・・・・・うつ 🎐 うつ・・・・・・・・・・・
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