第815話 『ディベルティメント第1番』 パスカル・ヴィニ

 ヴィニ先生(1716~1770)は、イタリアのヴァイオリニストで、作曲家さま。


 タルティーニさま(1692~1770)のお弟子さんであったということで、かなりの名手だったと思われます。


 この作品は、ik tius レーベルから出ていたCDで聞いておりますが、イタリア語の解説しかないため、さっぱり、わかりません。


 全部で6つ納められていて、ある種、先生と生徒がレッスンで演奏するような風情の作品です。


 鑑賞するには、いくらか、じみですが、さすが、イタリアの作品で、よいお歌に溢れています。


 つまり、ふたつのヴァイオリンのための作品になっております。


 ヴィニさまには、この形態の作品がかなりあるらしい。


 ときに、この第1番の冒頭、アンダンティーニに出てくる旋律には、モーツァルトさまの若い時代の(子供時代の)アリアあたりにも、しょっちゅう出てくる、また、同時代の他の方の作品にも、なんだかよく出てくる、お決まりみたいな、フレーズがあります。


 やましん、たいへん、興味がありながら、その本来の正体がわかりません。


 どうやら、イタリアの生まれではないかしら、と、思いますが…………


 日本では、ヴァイオリンを習う方などには、しられているのかも知れませんが、一般にはあまり聞かない方であります。




・・・・・・・・・ うつ  🎻 うつ  ・・・・・・・・・



 

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