第793話 『ウェディング・ワルツ』 アールトイラ

 ヘイッキ・アールトイラ先生(1905~1992)は、たぶん、『うつうつ』初出場。


 メラルティン先生や、マデトヤ先生に師事し、劇音楽や、映画音楽の分野で名をあげました。


 これは、『ここ、北極星の下で』という映画のなかの、『エリナとアクセリの結婚ワルツ』で、1996年のフィンランド最優秀映画音楽に選ばれたんだそうです。


 まあ、ほんと、くらいくらい、セピア色の、でも、懐かしくて、もう、泣きそうな、うつうつ音楽。ちょっと、俗っぽくて、あまりに、癒され過ぎで、倒れそうになるので、要注意。


 日本で言えば、演歌に近いけど、さすがに、さっぱり、アクは少ないです。


 結婚ワルツですから、いささか、不謹慎かもしれませんが、やましんのお葬式で流して欲しい曲のひとつ。も、ひとつは、もちろん、シベリウス先生の交響曲第6番であります。


 いま、イギリスから、訃報が来ておりまして、ちょっと被さる感じの、なつかしさに溢れる若き日の作品。


 ご冥福をお祈りいたします。




・・・・・・・・うつ  😭 😂 😭  うつ・・・・・・・・・・・


 


 

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