第767話 『交響曲第100番ト長調』 ヨーゼフ・ハイドン
やましんさん、それは、やはり、『うきうき』でしょう。
いやいや、そうなんですよ。
しかし、なんだか、生きてるだけで、押し潰されそうですし、ご近所で不幸がありまして、なにもできないもどかしさもあり。
やましんも、基本的にひとりでいる場合が多いですが、まさに、地球の生命も、まだ、わからない、宇宙の生命も、重たい重たいと言われながら、戦争や疫病の流行においては、今日は何人、に、なってしまう。
ベートーベン先生は、『なんの、宇宙のかなたに真実はある。泣くな、突き進め〰️〰️☀️』ときますし、モーツァルト先生は、『ぼくは、ぼく流ね。泣いても気にしないで行こう😃』ときますし、シューベルト先生は『じゅわじゅわと、ベートーベン先生の道をさらに進めたい。ぼく、行きます。』。シューマン先生は、『この、この、ぼくの悩みが、なぜ君たちにはわからないのだあ❗ぐぐぐうあ〰️〰️〰️‼️』
と、まあ、それぞれ、ありますが、みな、だいたいにして、道半ばで病に倒れております。
しかし。いつも、真実一路、偽会計一切なし(ほんと、会計には、細かかったらしいです。)。天寿をめでたくまっとう。
やりのこし、ほぼ無し。
なのが、偉大なる、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン先生。(1732~1809)
この、ハイドン先生の凄さが、現代人には、いささか、解りにくいのか、モーツァルト先生や、ベートーベン先生、シューベルト先生、シューマン先生に比しても、たとえば、その大量の交響曲の意義が、実質、ちょっと軽く見られやすいかも。
この曲も『軍隊』という、ニックネームに気を取られがちですが、なるほど、お客様を楽しませるのが、ハイドン先生の流儀ですから、はでな鳴り物入りにして、ティンパニさんに、ソロを回したりもして、新しさをアピールします。なにしろ、面白い。
しかし、それがあるから、後進のモーツァルト先生や、ベートーベン先生が、ぐっと、やりやすくなったはずです。
題名は気にしないで、ひたすら聴いていると、いやあ、これは、なんだか、凄い音楽ですよ。
もちろん、その、お客様を楽しませるしかけが一杯あるけど、みごとにはまってるし。
また、落ち込んでるときに聴いてみると、良い効果があるかもしれないな、と、ひたすら、落ち込んでるやましんも思いました。
ハイドン先生は、悩めるサラリマンくずれの、救世主かも。
1794年3月31日に、ロンドンで初演。
さっそく、人気になったようです。
さすが、産業革命の老舗、ロンドンの方はお目が高いね。
ジェニー紡績機という機械は1764年ころ発明され、やがて、1769年に、アークライトの水力紡績機、1779年には、クロプトンさまのミュール紡績機が出現。紡績産業の基礎固めができ上がります。
で、さらに、1781年に、ワットさまの蒸気機関が登場。
人類世界は、一気に、新しい次元に到達します。
現代も、まだ、その流れの上にあるのだ。
ハイドン先生は、そうした時代にぶつかっていたわけです。
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