第768話 『シャコンヌト短調』 ヴィタリ ?????


 ヴィタリ先生といっても、こちらは、息子さんのヴィタリ先生の作品と言われてきた作品。


 トマゾ・アントニオ・ヴィタリ先生(1663~1745)は、イタリアのヴァイオリニストで、作曲家さまです。


 しかし、この作品、なかなか有名なのにもかかわらず、どうも、出自がわからない曲なのです。



 せんせ


 『はい、あなた、日本国憲法第14条第1項を、どうぞ。』


 やましん


 『暗証番号わかりません。』



 せんせ


 『たってろ、やましん。ば〰️〰️か。はい、ヨクデ・キルさん。』



 ヨクデ・キル


 『はい。『すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。』』



 せんせ


 『よろしい。さすが。ぱちぱち。やましん、目障りだ、廊下にたってろ。』


 

 やましん


 『せんせ、さべつしてるう。』



 せんせ


 『教育的指導である。』




 と、いうわけで、この作品が、誰によって創られたにせよ、なんとも言い難い、深い情念と、神秘的な旋律、ヴァイオリンという楽器のそこ力を見事に引き出していることにより、長い間、忘れ難い印象を与え続けてきました。


 うるうるだし、カッコ良い。


 弾き終えたあとの、ヴァイオリニストさまの、ひばりさんみたいな、ちょっとうつろな表情が、目に浮かぶみたい。


 ただ、どうやら、この世にはっきりと姿を現したのは、フェルディナンド・ダヴィッドさま(メンデルスゾーンさまのヴァイオリン協奏曲ホ短調の作曲に協力した名高い方。)が、ヴァイオリンとピアノ用に編曲してかららしい。


 ヴィタリ先生の自筆譜は見つかってなくて、古い写譜だけはあるみたい。


 現代使用されるバージョンは、シャルリエさま、という方による、バージョンみたい。


 冒頭のピアノからして、かなり、ロマンチックな気がします。しかし。


 やましんが、いま、聴いているのは、藤川真弓さまのLPと、グリュミオーさまのCD。


 グリュミオーさまには、頭のピアノはない。


 藤川先生、素晴らしい。


 天下のグリュミオー先生に、ひけをとりません。


 ま、タルティーニさまの『悪魔のトリル』にしても、バロック期の人気作には、オリジナルと現代バージョンがかなり違う場合がありますようですし、勿論、楽器の問題もありますし、さらに、この作品の場合は、作曲者自体に疑問が持たれているだけに、よけい、気にはなりますが、しかし、『うつうつ』としては、あまり、それで悩まないのが、モットー。


 まだのかたは、ぜひ、どうぞ。

 

 


 ……………………うつ  😞🌀 😞🌀 うつ ………………………


 


 


 

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