第761話 『蝶々』 

 これは、童謡の『ちょうちょう』のことです。


 やましんの手元にある『唱歌 明治大正昭和(野ばら社 1994年)』でも、スペイン曲、とされていますように、なぜか、ずっと、そうされていました。


 しかし、どうやら、もと曲は、ドイツの『Haenschen Klein』、小さな(幼い)ハンスちゃん、なのだとか。


 ネットのウィキペディアにある楽譜をみると、最後の終結音が、ハ長調のCになっていますが、先の日本版楽譜では、ヘ長調のAになっておりまして、完全終止していません。日本人が知ってる曲では、そうなっているだろうと思いますが、これは、文部省が出した教科書から来てるのかしら、と、『復刻 新訂尋常小學唱歌』(日本音楽教育センター版。カセットテープつき)を見ると、この曲は、ありません。


 がく。


 明治14年11月の、小學唱歌集には、入っていたとのこと。


 最初は、歌詞は2番まであり、1番は野村秋足様。2番は、稲垣千穎(ちかい)様。


 明治29年の新編では、3番、4番も追加されたそうです。


 また、戦後は、GHQの意向があり、改作したうえ、2番以降は、削除したとのこと。


 で、やましんの使った教科書なんですが、2年生以降はあるのですが、1年だけが、未発見。何度も引っ越し、転校したにしては、よく残ってました。


 さがせば、でてくるかなあ。


 なんか、懐かしいです。


 で、『うつうつ』に、登場でした。




 ・・・・・・・・・うつ  🦋  うつ・・・・・・・・・・

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