第760話 『交響曲第2番ハ長調作品61』 シューマン

 初演は、1846年11月5日。


 指揮は、メンデルスゾーン先生。


 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団でありまして、もちろん、現役の、あの名高い管弦楽団そのもの。(それはまあ、演奏者は変わってるでありましょう。オカルトになってしまいますからね。)


 シューマン先生は、メンデルスゾーン先生のように、自分の自由になるオーケストラを子供時代から、自宅に持っていたりはしなかったので、どうしても、管弦楽団の扱いは、メンデルスゾーン先生のお世話になることが多くあり、第1番でも、やはり、かなりアドバイスをしてもらったようでありますし、この作品でも、たぶんそうだったのでしょう。


 しかし、この交響曲は、やましんの個人的な感想としては、メンデルスゾーン先生の交響曲に、ひけをとりません。


 とくに(これが、重要なわけです。)第3楽章は、大変素晴らしい、じゅわじゅわ、癒し度の高い傑作であります。(個人差あります。)


 ベートーベン先生の第9交響曲の第3楽章からの影響があるような気もいたしますが、なかなか、ふかあ〰️〰️〰️い、音楽なのです。


 演奏時間にして、40分近くに迫る、けっこうな大曲です。


 あまり、爆発的な世間的人気はないかもしれませんが、じゅわ〰️〰️〰️、とした味のある傑作であります。


 終楽章は、少し、メンデルスゾーン先生に近い。

 

 集結部は、のちの、ブルックナー先生や、マーラー先生の先駆けみたいな雰囲気もあって、カッコ良い。



 ・・・・・・・・・うつ  😞🌀 🤔 😞🌀 うつ・・・・・・

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