第751話 『ピアノ協奏曲第4番ニ長調作品88』 バカリッセ
バカリッセ先生(1898~1963)は、『ギター小協奏曲』で登場済みです。
こちらは、1953年の作品とのこと。
頭から、もう、民族色満開、という音楽ですが、ピアノのソロは、なんだか、プロコフィエフ先生風に走り回ります。しかし、管弦楽は、まことに、賑々しく振る舞います。
つまり、管弦楽とピアノが、いささか違う色合いを出してきますので、そこが、面白い。
しかも、中間どころに、大変なじゅわじゅわ旋律が出てきて、ちょっと、泣かせてくれます。
さらに、4分程しかない第2楽章は、ひと節歌ってきかしゃしょう、という、しんみりとした、お歌というところですが、これが、癒し度高し。(個人差あります。)
第3楽章は、伝統的な躍りに、新しい色彩を添えている、よい調子のうきうき音楽であります。
あまり、普段出てこないレパートリーですが、良い音楽。
聴かないのは、ちょっと、もったいない。
バカリッセ先生、すみにおけないぞ。
機会があれば、是非どうぞ。
・・・・・・・・・うつ 💃 🕺 💃 うき・・・・・・・・・・
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