第750話 『ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調』 ヴュータン


 あら、前にどこかで、出たかしら?


 しかし、久し振りに、ハイフェッツさまの、スッゴイ録音を聞きました。


 ヴュータン先生(1820~1881)は、ベルギー生まれの大家。


 大ヴァイオリニストにして、作曲家さん。


 ヴァイオリン協奏曲は、7曲あります。


 これは、そのなかでも、よく知られる作品であります。


 単一楽章を採用している、当時としては、型破りな作品。


 1858年の作品とのこと。


 しかし、これ、なかなか、噛みごたえがありまして、単に、ウィルトゥオーゾ的作品という枠では収まらない、スリリングで、しかも、ゆったりした部分では、かなりの癒し度があります。(個人差あります。)


 まあ、スッゴイ演奏が難しいだろうとは、しろとでも思いますが。


 終結部が、あっ、と、いうまにおわってしまうのは、一種の特徴ですが、この調子でながなが演奏したら、楽器が崩壊しそうだ。


 なんだか、また、聴きたくなる、かなり、魔法みたいな危ない協奏曲。 


 コンサートで、見ながら聞くのが一番良さそうな気はします。




・・・・・・・・・・うつ  ⚡🎻⚡  うつ・・・・・・・・


 



 

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